ブラジルワールドカップの前から「宇佐美貴史を代表に入れよう」と言い続けてきましたが、その自分の思いが間違いではなかったとやっと証明されました。

宇佐美にとってはチュニジア戦の惜しいチャンスが自信に繋がったと思います。周囲とのコンビネーションも確認できたのでしょう。ウズベキスタン戦では迷いなく仕掛け、そして素晴らしいゴールを奪いました。ナイス・ドリブル!

宇佐美には素晴らしいセンスと決定力があります。特に決定力に関しては香川真司以上かもしれません。はたしてこのまま代表に定着できるか。それには得点以上に大切なことがあります。

ウズベキスタン戦では、宇佐美が守備ラインの深くまで全力で戻って相手を追っていました。守備を監督から求められていると宇佐美はわかっているでしょう。そして、そういう献身的なプレーをしているからこそ代表チームには残れるのです。ここで奢らず、今の姿勢を貫き、日本代表の中心選手になっていってほしいと思います。
 
そして「宇佐美を起用したから」という訳ではなく、ハリルホジッチ監督は素晴らしい采配を見せてくれました。特に多くの選手を起用すると明言し、実際にフィールドプレーヤー全員をプレーさせた手腕には驚きました。

また、水本裕貴を新境地となるボランチで起用するなど、選手起用は見事でした。ユーティリティプレーヤーを増やすことは戦術の幅を広げますが、その役を29歳の選手にやらせるのだからも、発想が豊かです。また交代選手が活躍するなど、試合の流れを読んで手を打つタイミングも絶妙でした。

この次期の監督交代ということで心配しましたが、経験値の高い指揮官に来てもらえたと思います。ウズベキスタン戦を採点すると【80点】。この2試合を見たことで、気分が一気に明るくなってきました。