愛娘に贈る代表初ゴール、豪快ミドル弾の青山「自信になる」

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[3.31 JALチャレンジ杯 日本5-1ウズベキスタン 味スタ]

 5歳の誕生日を迎えたばかりの長女に贈る初ゴールだった。前半6分、FW乾貴士の左CKをGKがパンチングで弾くと、PA手前で待ち構えていたMF青山敏弘(広島)が迷いなく右足を振り抜いた。

「フリーだったので、落ち着いて蹴れた。ふかさないように、しっかりミートして、絶対に枠に入れようと」。豪快なダイレクトボレーをゴール右上隅に突き刺す。国際Aマッチ出場8試合目で生まれた青山の代表初ゴールが貴重な先制点となった。

 ジャンプしながら派手なガッツポーズを見せた青山。「一昨日、娘の誕生日だったので、(ゴールは)意識していた」。試合2日前の29日に長女が5歳の誕生日を迎えたばかり。持ち味のミドルシュートで決めた代表初ゴールを愛娘にプレゼントした。

 ミーティングでもトレーニングでも、ミドルシュートの意識を強く求めていたバヒド・ハリルホジッチ監督の期待に応える弾丸ミドル。「(ミドルシュートは)もともと意識しているけど、こういう試合でそういうゴールを決められて自信になるし、自分自身がそういうゴールを取れる選手だということをアピールできたと思う」と胸を張った。

 ブラジルW杯後は一時、腰痛で離脱していた影響もあり、ハビエル・アギーレ前監督時代は日本代表に招集されなかった。しかし、ハリルホジッチ監督の初陣でW杯以来の代表復帰。そしてこの日、昨年6月24日のW杯グループリーグ最終戦・コロンビア戦以来、約9か月ぶりとなる出場を果たし、初ゴールも決めた。

「ゴールは特別。ゴールしないと評価されないのは分かっている」。新監督の下で代表定着を狙う29歳のボランチは「(W杯は)過去のこと。新しい日本代表で、新しいやり方で、新しい勝ち方を求めていきたい」と意欲的に話していた。

(取材・文 西山紘平)