歯並びや咬み合せは遺伝に左右され、子どものころからの癖や食生活などを経て現在に至ります。

現代人は食文化の変化により、やわらかい食べ物を多く食べているので、アゴの発達が悪く、歯並びが悪くなるという影響があります。
歯並びが悪くなる原因と癖を改善して、美しい歯並びにしていきましょう。


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歯並びが悪いと起こる悪い影響とは?

歯並びが悪い場合、見た目も悪く、虫歯、歯周病になるリスクを高めてしまいます。

口元に締まりがない場合は、口が乾燥する事から、唾液で洗い流されるはずの菌がとどまり、繁殖しやすい環境を作りだし口臭の原因となります。

キレイな歯並びの人でも歯と歯の隙間はとても汚れているので、歯並びが悪く、複雑な歯の隙間になっている人はさらに注意が必要です。

歯ブラシでは60%の歯垢しか除去されていないというデーターからわかるように、歯垢は虫歯の原因となり、口臭や歯周病のリスクを高めてしまいます。

咬み合せが悪い歯並びをしていると、体がゆがむ事から、顎関節症、片頭痛、自律神経失調症、アレルギーやアトピーなど様々な病気の原因にもなりえるのです。

無意識にしている歯並びを悪くしている癖とは?

歯並びには、無意識にしている行動が原因である場合が多く、それを改善するだけでも、歯並びは良くなります。
まず、口呼吸の人は、口が開いたままの状態なので、下アゴと舌の位置が常に下がっています。

前歯が出ている人が陥りやすく、指しゃぶりやガーゼ、おしゃぶり、爪、えんぴつなどを噛む癖がある人に多く、子どもの場合は3〜4歳までに止めさせる事が必要です。口呼吸は鼻の病気やアレルギーが原因の場合も多く、耳鼻咽喉科での治療が有効です。

さらに、頬杖や歯を裏側から押す、舌を噛む癖がある人も歯並びが悪くなりやすく、歯並びが悪い状態を回避するために、まず、自分の癖に気づく事から始めましょう。

歯並びを改善する「筋機能療法」とは?

口の「筋機能療法」とは、舌、唇、口のまわりの筋肉を強くし、口のバランスを整え、口腔機能を正しくさせるプログラムです。

舌や口の癖、口呼吸の改善などを目標に、様々なプログラムがあり、口の筋力アップを図るので、フェイスラインを引き締める効果もあります。

「筋機能療法」はトレーニングされた歯科医師や歯科衛生士いる矯正歯科医院で行われます。
脳血管障害などの後遺症で「よだれ」「言葉がはっきりとしない」「食べこぼしが多い」など口のトラブルに効果を発揮すると注目されています。

まとめ

口のまわりの筋肉を強くする事と、癖を改善する事で、歯並びを安定させる事が可能になります。
体に悪い影響を与えている癖を止める事は、体の機能をきちんと正常に働かせる事につながります。

無意識に行ってきた癖を止める事には時間と自分自身の強い心が必要です。
口の周囲の筋肉と、舌の使い方を学んで、自分のものにして歯並びを改善していきましょう。

参考サイト:日本口腔筋機能療法学会
参考サイト:矯正歯科ネット

(enJOY Complex編集部)