ルビッツ副操縦士が両親と暮らしていた家(画像はmirror.co.ukのスクリーンショット)

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このたびの独LCCの旅客機墜落事故について、親しかった人々が渦中のアンドレアス・ルビッツ副操縦士の人となりを次々と語り始めているが、中でも注目されているのは少し前に彼と破局していた女性の存在である。名前を明かさずに独メディアの取材に応じたもようだ。

24日、ルフトハンザドイツ航空のLCC「ジャーマンウイングス」の旅客機を意図的に墜落させたとみられているアンドレア・ルビッツ副操縦士について、元ガールフレンドとの取材に成功したのはドイツの「Bild」紙。破局した理由や、ルビッツ副操縦士が見せた破壊的な一面を語り、波紋を広げている。

ルビッツ副操縦士と7年間交際し、2016年には結婚する予定でいたと報じられていたその女性は、「彼の不穏な雰囲気が怖くなって私から別れました」と話している。在籍していた飛行クラブの仲間からは“パイロットになる夢を叶えたヒーロー”、“物静かな人物”といった言葉が出ていたが、彼女の目にはいつか何か大変な騒ぎを起こすような危険人物という印象があったというのだ。

墜落はルビッツ副操縦士本人の意思であった可能性が高いとの報道に、「当時の私にはそれが何を意味しているのか知る由もなかったのですが、今から思えば」として、彼が昨年、「いつか世の中をあっといわせるような大きなことをしてみせるよ。その時は誰もが僕の名前を胸に刻み込み、決して忘れないだろうね」と豪語していたことも明らかにしている。またパイロットは重い責任感やプレッシャーと闘う強さを求められる職業だが、彼女は「夜中によく悪夢にうなされ、“墜落する!”なんて叫んでは目を覚ましていました」と話したもようだ。

※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)