体調不良から復帰の乾「イジられ役になった」

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 チュニジア戦(2-0)から一夜明けた28日、日本代表FW乾貴士(フランクフルト)が4日ぶりに練習に復帰した。体調不良で25、26日の練習を休み、宿舎で静養。チュニジア戦はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

「練習を休んでいて、ミーティングにもあまり出られてない。自分は直接ハッキリ聞いてないけど、もっと裏を狙えとか、そういうのが求められているというのは選手から聞いている」

 遅れを取り戻すべく、チームメイトから情報を集め、バヒド・ハリルホジッチ監督の戦術理解を急ぐ乾。新監督については「激しさとか、日本に足りないものを植え付けようとしてくれている」と感じており、「昨日の試合でもそれを出せていたと思うし、日本もそういうサッカーができることを証明したと思う。自分にもアグレッシブさが求められているし、そこはしっかりやりたい」と意気込んだ。

 復帰祝いなのか、練習中には指揮官から満面の笑みで抱きしめられる場面もあった。ミックスゾーンで取材に応じていると、ここでもハリルホジッチ監督が近づいてきて、乾の前髪をおさえるように額に手を当て、報道陣を驚かせた。「個人的にイジられてます。イジられ役になった」と笑った乾。「厳しいところは厳しいけど、冗談も言うし、楽しい監督です」と、コミュニケーションは良好な様子だった。

(取材・文 西山紘平)