27歳バースデー出場の内田「吉田からプレゼントが届いてない」

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[3.27 キリンチャレンジ杯 日本2-0チュニジア 大銀ド]

 2-0とリードした後半39分だった。右膝に故障を抱える影響で出場が危ぶまれていたDF内田篤人(シャルケ)がピッチに姿を現すと、大分銀行ドームは大きな歓声に包まれた。昨年11月14日のホンジュラス戦以来となる国際Aマッチ。DF酒井宏樹と交代で右SBに入り、短い時間ながらそつのないプレーで無失点勝利に貢献した。

「2点取っていたので監督からは『上がらなくていいから失点ゼロで』と言われていた。タイミングが良すぎて(高い位置に)行く場面もあったけど、あとで怒られないようにとは思った。監督は『スタートで勝つ』と言っていたし、怒ったら怖そうですしね」。冗談めかしながらも、新生サムライブルーの初陣勝利を喜んだ。

 この日は27歳の誕生日だった。報道陣から誕生日に国際Aマッチに出たのは初だと言われると「でも、前もあったと思いますよ。確か前半24歳で後半25歳みたいな試合があったぞ」と“反論”。13年3月26日のブラジルW杯予選ヨルダン戦が時差の関係で試合途中に日本時間で27日になっていたことについて触れ、「それも入れてよ」と訴えながら、「まだ吉田からはプレゼントが何も届いていない。吉田と俺の間ではプレゼントとかも面倒くさいので買わないことにしているけど」と言って笑いを誘った。

 19歳で岡田武史監督に抜擢されてから7年と2か月。27歳という年齢について聞かれると「年相応の男になりたいなと思います」と言いつつ、周りを見回し、「まあ、こうやって見るとましかなと思うね」。久々の代表マッチ、そして新監督の下での勝利に舌も滑らか。和やかな笑いを誘っていた。

(取材・文 矢内由美子)