有言実行の1得点1アシスト、U-22代表FW南野「そこは大事なところ」

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[3.27 AFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)第1戦 U-22日本 7-0 U-22マカオ]

 予選3試合中2試合限定出場となるU-22日本代表FW南野拓実(ザルツブルク)。しかし、その初戦できっちり結果を残した。

 所属するザルツブルクの意向もあり、第1戦と第2戦の限定出場となるため、初戦での先発出場も予想された南野だったが、ベンチからのスタートとなった。ベンチから戦況を見つめていた南野は、「暑い中でピッチも結構悪く、ゴール前では難しい感じもありました。ただ、点が入ってからは余裕を持ってやれていたので、それほど難しい試合ではなかったと思う」と感じていた。

 そして後半18分、MF豊川雄太(鹿島)に代わり、ピッチへと送り込まれる。「(手倉森誠監督から)とりあえず点を取ってこい。中盤で顔を出してこいという感じで送り出されました」と話した背番号13は、左サイドハーフのポジションに入り、攻撃面だけでなく守備面でも体を張って貢献。そして、同32分にトップ下へと持ち場を移すと、2ゴールを生み出す活躍を見せた。

 後半も45分を過ぎ、アディショナルタイムを迎えるとMF矢島慎也(岡山)のパスを丁寧に落として、MF野津田岳人(広島)のゴールをアシスト。さらに2分後にはMF浅野拓磨(広島)のパスに反応して最終ラインの裏に抜け出すと右足で冷静に流し込んだ。

 前日練習後には、3試合中2試合にしか出場できないことで、「何かを残していきたい」と話していた。有言実行となる1得点1アシストを記録した南野は、「点も取れて、アシストもできて良かったと思う。そこは大事なところなので」と振り返りながらも、自身にとってラストとなる第2戦U-22ベトナム戦に向けて「良い準備をしていきたい」と視線を上に向けた。

(取材・文 折戸岳彦)