日本は交代出場の岡崎と本田がゴールを奪った。

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 ハリルホジッチ監督が就任後、初の国際親善試合となる日本-チュニジアが3月27日、大分スポーツ公園総合競技場で行なわれ、日本が2-0で新体制の初陣を飾った。
 
 4-2-3-1のフォーメーションでスタートした日本は、GKに権田修一が入り、最終ラインは右から酒井宏樹、吉田麻也、槙野智章、藤春廣輝という顔ぶれ。中盤は、長谷部誠と山口蛍のダブルボランチで、2列目は右から永井謙佑、清武弘嗣、武藤嘉紀が並び、1トップには川又堅碁が起用された。
 
 立ち上がり、日本は高い位置から猛然とプレッシングをかけて攻撃的な姿勢を打ち出す。
 
 21分、左CKから川又が打点の高いヘッドでDFに競り勝ち、シュートを放ったが、クロスバーを直撃。惜しくもゴールはならなかった。さらに24分にはセットプレーのこぼれ球に藤春が反応。エリア内からシュートを放つもこれは枠を捉え切れなかった。
 
 31分、日本は永井、長谷部の連係で右サイドを崩し、決定的なチャンスを迎える。サイドを深く抉った長谷部からの折り返しに、清武が左足で狙い澄ましたシュート。しかし、これもヒットせずゴールを奪い切れない。
 
 前半終了間際には、武藤がドリブルで抜け出しシュートを放ったが、今度は相手CBアブデヌールにブロックされてしまった。結局、日本は決め手を欠き、前半をスコアレスで折り返した。
 
 後半は、メンバー交代をせず前半と同様の顔ぶれでスタートした日本だが、64分、ハリルホジッチ監督は永井と清武に代えて、本田圭佑と香川真司を同時に投入する。本田が右サイドに、香川がトップ下に入った。
 
 66分、本田の蹴ったCKに吉田が合わせゴールネットを揺らすも、これは吉田がファウルを取られノーゴール。直後に川又がペナルティエリア内で決定的なチャンスを掴んだが、シュートは上手くヒットしなかった。
 
 72分には川又に代わって岡崎慎司、武藤に代わって宇佐美貴史が投入される。宇佐美は、A代表デビューとなった。
 
 そして78分、日本は中央から香川が持ち込み、左サイドの本田に展開。本田が折り返したボールを岡崎が頭で押し込み、ついに先制点を奪った。さらに83分には、香川のシュートのこぼれ球に本田が詰めて2-0とした。
 
 終盤の89分、代表デビューの宇佐美にビッグチャンスが訪れる。香川からの絶妙なスルーパスに抜け出した宇佐美がGKと1対1に。しかし、シュートは右ポストを直撃し、得点には至らなかった。
 
 試合はこのまま2-0でタイムアップ。日本は勝利とともに、84分に負傷していた内田篤人、今野泰幸が途中出場で復帰を果たすなど、ハリルホジッチ新体制は幸先の良いスタートを切った。