Google、ゲーム Ingress をTVドラマ化へ。『ハムナプトラ』シリーズのプロデューサー起用

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Google の歩きスマホ助長ゲーム Ingress がテレビドラマになるかもしれません。The Informatin は関係者二人の話として、Google は Ingress のドラマ化に向けて映画『The Mummy (ハムナプトラ)』シリーズなどを手がけたプロデュース会社 Sean Daniel Company と契約を結んだと報じています。

Google の社内スタートアップ Niantic labs が開発する Ingress は、現実のランドマークを巡って陣取り合戦をする位置情報ゲーム。Android と iOS 向けに無料アプリとして提供されており、ダウンロード数は世界で1000万超。なかでも日本は稠密な都市部と相性が良かったためか、ダウンロード数は世界で2位などプレーヤー人口の多い地域です。

ゲームそのものは比較的シンプルながら、「人類の歴史を左右するほどの秘密を巡り、謎の存在 Shapers を受け入れ人類の革新を目指す陣営 Enlightened (緑)と、対抗して現在の人類を守ろうとする Resistance (青) の対立」なるバックストーリーが用意されています。

プレーヤーはどちらかの陣営に属して人知れず人類の未来のために活動するエージェントである、という設定のもとリアルタイムに物語が進行してゆく点もゲームの要素のひとつです。

Ingress の運営側はこれまでもこのバックストーリーにもとづいてリアルイベントのたびにそれらしいお話を設定したり、エージェントに与えられる断片的な情報としてミニドラマを制作しYouTubeで継続的に公開するといった展開を続けてきました。

(Ingressを始めたプレーヤーが拾って「これ何?」と先輩プレーヤーに尋ねると「ああ、それは何の役に立たないから捨てて良いよ」と即座にリサイクルされがちなアイテム " Media " を通じてゲーム中でも再生できます。)



Ingress のドラマ化がどのような内容かはまだ分かりませんが、ストーリーの映像化そのものはすでにゲーム内で進行しており、もっと大掛かりになっても不思議はありません。

参考リンク先の The Information によれば、Ingress のドラマ化はまだ制作準備中で、放送するテレビネットワーク局への売り込みもなされていない段階。Google はプロデュース会社 Sean Daniel Company と提携して、現在はドラマの現場を仕切るプロデューサー (Showrunner) の選定を進めているとされています。Sean Daniel Company は映画 The Mummy (ハムナプトラ)シリーズや、米国の Syfy チャンネルで今年放送予定のSFドラマシリーズ The Expanse などにクレジットがあります。



こちらは Ingress の生みの親 ジョン・ハンケ氏と、80年代のトランスフォーマーを始め多数のドラマやゲームでストーリーテラーを務めてきた Flint Dille 氏が「生きたフィクションのデザイン」について語る映像。Flint Dille 氏は今回のTVドラマ化のうわさ以前から、Niantic Labs に物語部分のアドバイザーとして参加しています。

「Ingressドラマ化」については Niantic Labs に問い合わせ中。回答があれば続報をお伝えします。