リオ五輪出場を目指すU-22日本代表キャプテンのMF遠藤航は、翌日に控えたAFC U-23選手権(リオ五輪アジア一次予選)の初戦マカオ戦を前に、3連戦を乗り切るには23人全選手の力が必要だと話した。

 27日の初戦を前に行なわれた前日練習では、試合会場となるシャーアラム・スタジアムでの初の練習が行われた。パス回しや10対10によるゲーム形式の練習などを行い、最後にはセットプレーの練習で攻守の確認をした。遠藤は「セットプレーは得点を取る、取られるというところでは一番大事な部分になってくると思う」と、その重要性を説いている。

 予選初戦の11日前からマレーシア入り。30度を超える中での調整を続けてきた。初戦を前に、キャプテンとしてチームメイトに声を掛けたかと問われると、「特にそういうことはしてないですよ」と話している。それは、なぜか。「皆が良い準備ができていると感じますし、練習の雰囲気もすごく良かったと思っています」とキャプテンなりの手応えを感じているようだ。

 今予選は中1日での試合が続くため、総力戦になることが予想される。その中で、チームの雰囲気の良さは大きくプラスに働くだろう。遠藤も「メンバーもいろいろ変わると思うので、全員が戦力だし、誰が出ても同じ結果を残せるように頑張っていきたい」と話すと、個人としても「3試合しっかり戦えるかという準備をするだけだと思います」と胸を張って答えた。

(取材・文 折戸岳彦)