西川、故郷・大分でのハリル初陣に意欲「新しい風が吹いている」

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 2タッチ以下のスピーディーなミニゲーム。縦の意識や、裏への意識。ハリルジャパンの初陣となるチュニジア戦を翌日に控え、公式練習を終えたGK西川周作(浦和)は、「ゲームなどでも2タッチまでという意識でどんどんパンパンつないでいくようにしている。浦和で普段やっているイメージのサッカーをそのままやるイメージ」と、ハリル戦術をピッチで表現していくことに自信を見せた。

「主力メンバーのうち9人が185cm以上あり、フィジカルが強い」(ハリルホジッチ監督)というチュニジアに対しては、「相手は大きい。後ろに控えているDFに対して、後方からロングボールを蹴るのではなく、しっかりと少ないタッチ数でつないでやっていくという意識で、今日まで練習してきた」と、ハリル流コンセプトで真っ向勝負を挑んでいく構えを示した。

 合宿期間が短かったため、セットプレーの確認までは時間を割けなかったというが、「緊張感があって、良い練習ができた。セットプレーはこれからという話だったので、ミーティングで映像を見てしっかり分析し、みんなと同じ意識でやっていきたい」と、最善の準備をしていくつもりだ。

 大分県宇佐市出身。中学時代から大分トリニータの下部組織で育っており、トップチームには09年まで在籍した。チュニジア戦に出れば、かつてホームとして慣れ親しんだ大分銀行ドームでの自身初の国際Aマッチとなる。「そのつもりで準備してきたし、(先発発表の)ミーティングが楽しみでもある。チャンスが来ることがあれば、思い切っていつもどおりに楽しんでやりたい」と目を輝かせる。

「監督に求められていることは、自分が日ごろ意識していること。今までにない日本代表の新しい風が吹いてきているのかなという感覚が練習からある」と、ハリルジャパンの初陣に向けて気持ちを高めていた。

(取材・文 矢内由美子)