ハリルホジッチ監督

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3月26日、ハリルホジッチ監督はチュニジア戦の前日公式会見に臨んだ。公式の場でコメントを出すのは、恒例の形式を覆したメンバー発表記者会見のとき以来となるため、大きな注目が集まった。


「みなさん、こんにちは(流ちょうな日本語)。みなさん、こんにちは。本当に楽しみにしています。明日、我々のチームがどんなプレーをするか楽しみです。3日、4日かけてたくさんの練習をしてたくさん話をしてきました。私がたくさん話をしたので、今日は話をしたくありませんが。グループとして、個人とも話をしてきました。選手の行動は素晴らしく、よく話を聞いてくれました。選手とたくさんの練習、戦術の練習をしてきました」

「トレーニングによって2つのことを向上させました。選手は規律を持って丁寧に練習してくれて、いい雰囲気を作ってくれました。明日は新しいプレーヤーをプレーさせると思います。これまで出番のなかった選手です。この2試合でできるだけたくさんのプレーヤーを使いたいと思います」

「何人か負傷していますし、1人はお腹の調子が悪いのですが、彼は部屋に残っていますがよくなっていると思います。彼はグループとしてトレーニングを積んでいきたいと思います。この場を借りて一緒に仕事をした人に感謝します。特に選手たち。本当に選手は素晴らしい行動をしてくれました。たくさんトレーニングをして、明日は本当に素晴らしいチュニジアと試合をします。FIFAランク25位で我々より高い位置にいますが、心から勝利を願っています。我々のチームがどんなプレーをするか楽しみです。いろんな変化を起こしましたが、いい試合になると思います」

――手応えと明日のフォーメーションは?

「対戦相手と試合をしていないのでトレーニングを、素晴らしいトレーニングをしましたし、やる気に満ちた練習でしたが、明日の試合は日本にとって素晴らしいテストになります。相手はフィジカルがかなり強いのです。ベストメンバーで来るなら入るだろう9人は185cm以上で、空中戦では支配してくるでしょう。我々のクオリティを使って対抗しようと思います。できる限りグラウンダーのパスをつなぎ、背後を狙います。DFのプレッシャーについてはアグレッシブに、正確にやっていきます。30mのエリアでは無駄なファウルをしないようにします。FKは正確ですし、空中戦も強いので我々には脅威になります。システムは、それを説明するには1時間、2時間残ってもらいますが、ボールを持っていれば全員で攻撃、持っていなければ全員で守備をします。今日の夜のミーティングで各自に詳しい役割を説明します」

――一番の改善点は? 先発メンバーはいつ伝えるのか?

「この3、4日選手に言っているのは、たくさんのミーティングをしてビデオをみせて、我々のプレーをどうするかという分析に基づいて、いくつか改善しなければなりません。攻撃の面についても詳しく、球際はもっと厳しくやろうと伝えました。我々の勝利という言葉を使いました。我々の目的はワールドカップに行くところと話をしました。まだ数年後ですが、そこを考えなければいけません。昨日の夜、海外組と個別に、国内組にはグループで話をしました。どうプレーすべきかという話です。そのディスカッションを彼らは丁寧に受け取ってくれたと期待しています。今晩、明日のメンバーについて話をするかもしれません。何人か新しく入ってきた選手には怖がらないようにという話をします。次はこんなにたくさん呼ぶか どうかわかりませんが、このチャンスをものにするようにという話をしてあります」

――初陣で一番求めることは?

「たくさんの話をしました。本当に強くなってほしいと思います。攻守にわたってです。映像に関しても分析してきました。たくさん分析しました。そしておそらくこのチームはこのレベルになるだろうというビデオも作りました。もっと勇気を持って球際を強く。現代サッカーでは球際で強くないと試合に勝てません。自分のチームに帰って個人的なトレーニングを課します。楽観的に考えています。非常に練習には満足しています。時間をかけて我慢をしながらやっていきたいと思います。そうすれば高いレベルに行けます。役割も要求しています。最初は冒険です。でもこの冒険がロシアに続くと期待しています。ロシアに行くのはツーリストとしてではありません。私はワールドカップに本当に行きたいと思います。数年後のことですが、もう始まっています」