マトリックス監督新作で「2001年宇宙の旅」へのオマージュが判明。

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「マトリックス」のラナ・ウォシャウスキーとアンディ・ウォシャウスキーの姉弟監督が、チャニング・テイタムとミラ・クニス主演で贈るオリジナルSFアクション超大作「ジュピター」。さまざまなSF映画の金字塔へのオマージュを盛り込みながら、日本のアニメにも影響を受けたと公言する監督たちの圧倒的世界観に注目集まる本作だが、このたび、スタンリー・キューブリック監督の傑作「2001年宇宙の旅」に登場する“宇宙ステーション”らしきものが、本編中にチラリと映っていることが明らかになった。

また、公開された設定資料からも、「スター・ウォーズ」へのオマージュも垣間見え、監督の“SF映画への愛”をたっぷりと堪能できることが分かる。

1968年の「2001年宇宙の旅」は、巨匠スタンリー・キューブリック監督とSF作家アーサー・C・クラークのによって生み出されたSF映画。多くのクリエイターに影響を与えた“史上最高の映画”の一つに挙げらている。

ウォシャウスキー姉弟監督によるオマージュは、本作で描かれる木星の巨大な衛星都市のシーン。宇宙空間に浮かぶ大小無数の宇宙船の中に、「2001年宇宙の旅」に登場する宇宙ステーションらしき物体が浮かんでいるのだ。宇宙船ディスカバリー号も木星探査を行っており、まさに名作へのオマージュ。本作では、画面の隅々まで作り込まれた情報量に圧倒されるのは間違いないが、“大きな発見”を見逃さないよう目をこらしてスクリーンに注目して欲しい。

「私たちは、20世紀の子供たちと言えるわけで、それはつまり、独創性に惹かれることを意味する。(あの時代は)独創性こそがいちばんの魅力だったし、何か違うもの、観たことがないものを観るといつだってワクワクしたわ。『レイダース』『エイリアン』のような作品を例に挙げると、それらはオリジナルの題材から映画用に脚本が書かれた作品なの。そういう文化の中で私たちは育ったので、それまで描かれなかった映像、語られなかったストーリーに惹かれるの」

姉ラナ・ウォシャウスキーが語るように、「マトリックス」第1作から数えて16年目にして遂に作り上げた完全オリジナルSF巨編は、きっと子供の頃に体験したあのワクワク感を呼び覚ましてくれるはずだ。

映画「ジュピター」は3月28日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国公開。

☆「ジュピター」ストーリー

地球で冴えない生活をしている普通の女性ジュピター・ジョーンズ(ミラ・クニス)。ある日何者かに襲われ、突然現れた強靭な戦士に助けられたジュピターは、自分が宇宙最大の王朝の王族だと知らされる。

彼女を助けた強靭な戦士の名はケイン(チャニング・テイタム)。遺伝子操作によって狼の遺伝子を持って生まれた、遠い星の最下級の戦士だ。

王朝では3人の継承者たちが支配権を争っていた。彼らは亡き母と同じ遺伝子配列を持つジュピターが、生まれ変わりとして引き継ぐ地球を狙っていた。10万年前から支配してきた全人類を、今まさに滅ぼそうとしているのだ。

身分の違いから、決して結ばれない運命のジュピターとケインが、人類の危機を阻止するため宇宙最大の王朝を相手に戦いを挑む。