山口蛍「監督は意外にテクニックの要求が多い」

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 攻守においてのハードワーク、規律重視、球際重視――。多くの選手が「要求が高い」と評するように、厳格なイメージがどんどん強まっているバヒド・ハリルホジッチ監督だが、フィジカル面やメンタル面はもちろんのこと、テクニック面でも相当な細かさで選手に要求しているようだ。

 MF山口蛍(C大阪)は2時間という長めの非公開トレーニングを終えると、「すごく充実していると思う。練習ではちょくちょく(プレーを)止めたりもしているけど、そこまで長いとは感じない」と中身の濃い練習を歓迎した。

「監督から言われていることで特に響いてきたことは何か?」という質問に対しては、「監督は意外にテクニックの部分をかなり要求している。そこは自分にないところだと思っているし、周りの人より劣っていることは分かっている。もっと向上できると思う」と前向きに話した。

 山口が言う「高く要求されるテクニックの部分」というのは、パスの質だという。「パスコースというのではなく、球の質。キックを足のどこに当てるとか、結構細かいところまで言う。基本的なことも、トラップのことも細かく言うし、すべての面で高いものを求められる。僕の中では、そこまで細かくテクニックに関して言ってきた監督は今までいなかった」

 昨年8月に右膝を負傷してから長期離脱を強いられていた山口にとっては、ブラジルW杯以来となる代表復帰。「久々なので懐かしいと感じるし、代表はやっぱりレベルが高いと感じる。監督の要求もいろんな部分で高いので、自分もそれに付いていくのに必死です」と、大いに刺激を受けている様子だった。

(取材・文 矢内由美子)