任天堂 岩田社長、『実写版ゼルダ』報道は「正しい情報に基づいていない」

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先月うわさになった「実写版ゼルダの伝説ドラマシリーズ」報道について、任天堂の岩田社長が「正しい情報に基づいたものではない」と釘を刺しました。
2月に Wall Street Journal 紙が詳しい筋の証言として伝えたのは、「任天堂は積極的なIP活用策として『ゼルダの伝説』シリーズの実写ドラマ化を進めている」「ストリーミングサービス大手 Neflix のオリジナルコンテンツとして制作・配信される」「制作は脚本家を選定するなど準備段階」「関係者にはイメージとして人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の家族向け(全年齢向け)と表現された」など。

一方、任天堂のDeNA提携とモバイルゲーム参入発表を受けた Time の岩田社長 独占インタビューでは、WSJの記事について問われて「テレビや映画での任天堂IP (キャラクターや作品)活用について、現時点で新たに発表することは何もない」と前置きしつつ、「とはいえ、質問の記事(実写版ゼルダ報道)は、正確な情報に基づいたものでないとはっきりと言える」と回答しています。

海外ドラマ版ゼルダを期待していた向きには「乞うご期待!」といった回答でなくて残念ではありますが、しかし「正確な情報に基づいたものではない」が具体的にどんな意味かは解釈しだい。お決まりの「うわさや憶測にはコメントしません」よりわざわざ一歩踏み込んだ言葉ではあるものの、実写ゼルダの計画はあるともないとも答えていません。

つまり実写版ゼルダ自体がない可能性から、Netflix独占オリジナルコンテンツという点が違ったり、実写でなくアニメであったり、あるいは全年齢向けが不正確で実は成人向けコンテンツを作っている等々、なんとでも解釈する余地はあります。

今回のうわさの真偽はさておき、任天堂はゲームに限らない自社IPの積極活用を正式な経営方針として掲げており、グローバルで強い IPとしてゼルダが筆頭に上ることは疑いがありません。(ゼルダシリーズは伝統的に国内よりも海外で強く、最近の作品は国内で数十万本〜世界で数百万本パターン。新ゲーム機の発表でいまだに目玉扱いされるのも、大市場の米国で人気であることが大きな理由)。Netflixになるかどうかはさておき、大きな予算で作られたゼルダ世界の映像はぜひ見てみたいものです。