初期から晩年まで約130作品が集結!六本木で大規模な「マグリット展」開催

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ベルギーの国民的な画家として20世紀美術を代表するルネ・マグリット。広告やポスターデザインの仕事も多かったので、名前は知らなくても、その作品を見れば「どこかで見たことがある」という人も多いはず。

2015年3月25日(水)から6月29日(月)まで、六本木の国立新美術館で開催される「マグリット展」は、代表作ともいえる約130点が出品されるもので、日本での本格的な回顧展としては実に13年ぶりとか。

今回、これほどの規模の展覧会が実現できたのは、2009年にベルギーで開館した「マグリット美術館」の存在があったから。「ベルギーでは王立美術館の別館としてオープンさせたのですが、設立にあたって最新のコレクションなどが充実した点が大きいですね。さらに今回は、世界各地の美術館や個人のコレクションから、普段はなかなか貸してもらえないような作品まで集めることができたので、マグリットの作品が初期から晩年まで見渡せる貴重な機会となっています」と、広報担当者さん。

デザイン性の高いマグリットの作品は、現代でも若い人に人気が高く、彼をリスペクトするアーティストも多いという。「Mr.Children(ミスターチルドレン)のCDジャケットで、空に浮かぶ岩などマグリットのモチーフがよく使われているのは、有名ですね」(同)

思いがけない構図や色彩など、私たちの思考を軽々と飛び越えてゆくような独特の芸術世界が人気のマグリット作品。アート好きな友人や、ミスチルファンの彼を誘って、非日常の世界に心を遊ばせるひとときを楽しんでみては?

《 空の鳥 》 1966年 油彩/カンヴァス 68.5 x 48 cm ヒラリー&ウィルバー・ロス蔵
Hilary & Wilbur Ross
(C) Charly Herscovici / ADAGP, Paris, 2015
(C) Phototheque R. Magritte / BI, ADAGP, Paris / DNPartcom, 2015