優勝争いを演じたS・ルイスと健闘をたたえ合うキム ヒョージュ(Photo by Christian Petersen / Getty Images)

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<JTBCファウンダーズ・カップ 最終日◇22日◇ワイルドファイアGC(6,583ヤード・パー72)>

 19歳のキム ヒョージュ(韓国)はプレッシャーに強いようだ。「JTBCファウンダーズ・カップ」の最終ラウンドでキムはすばらしいプレーを披露。“67”の5アンダーでラウンドし、ステイシー・ルイス(米国)を3打差で破って、ツアー2勝目を飾った。
 キムは昨年の「エビアン選手権」で一気にブレークを果たした。当時韓国女子ツアーのメンバーだった彼女は、最終ホールで約3メートル半のバーディーパットを沈め、世界ゴルフ殿堂入りしているカリー・ウェブ(オーストラリア)を1打差で破った。キムにとってメジャー初参戦であり、ツアー優勝とともに初のメジャータイトル獲得だった。
 最終日、キムは再びトップ選手と同組になった。世界ランキング3位のルイスを前にしても、彼女はプレッシャーをものともしなかったが、10番で小さなトラブルに見舞われた。近くにハチの巣があったものの、救済が認められなかったのだ。
 「いら立つとかそういうことはなかった。ハチに刺されたりするのが恐かった。救済を求め続けたのですが、認められず。恐れを振り払い、とりあえずできる限りのショットを打つことにした」
 ルールが自分の望む結果にならずボギーをたたいたものの、そこから3連続バーディー。ルイスは12番から16番まで4連続バーディーを決めてプレッシャーをかけるものの、キム自身もバーディーを連発。バックナインを“32”の4アンダーで回った。最終ホールを1打差で迎えたときも、キムは動じなかった。バーディーで締めくくり、見事に優勝をたぐり寄せたのだ。
 「プレッシャーや緊張を感じずにプレーするのは不可能。一緒に回っている選手がとても良いプレーをしていたらなおさら。もしかしたら10番でボギーとしてしまったのが、少し助けになったのかもしれません。プレッシャーや恐れを感じている場合じゃないと、そこで気づいた。とりあえず自分のプレーをしなければと」
 今回の優勝で、キムは世界ランキングで4位にまで上がる見込みだ。19歳の彼女はツアーでルーキーだが、すでに周りの選手たちにそのプレーを賞賛されている。
 「とても堅実なの。10番で不運があって、彼女はそこから立ち直らなければならなかった。でも、隙がなかったわ。フロントナインでは私も彼女にあまりプレッシャーをかけることができなかったけど、良いパットを決めたあとは彼女も同様に良いパットを決めていた。彼女がプレッシャーをかけてきていて、何よりも堅実にプレーしてたわ」と、ルイスはキムのラウンドについて語った。
※USLPGA公式サイトより提供

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