中国メディアの捜狐は21日、日本はなぜ中国の小米科技(シャオミ)や華為技術(ファーウェイ)のようなスマートフォンブランドを生み出せなかったのかと論じる記事を掲載した。(写真は捜狐の21日付報道の画面キャプチャ)

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 中国メディアの捜狐は21日、日本は半導体やロボット、通信、コンピューター、レーダーなどさまざまな分野で世界をリードする高い技術力を持つと指摘する一方、「なぜ中国の小米科技(シャオミ)や華為技術(ファーウェイ)のような“スマートフォンブランド”を生み出せなかったのか」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本では長年にわたって、SIMロックという契約した特定の通信事業者しか利用できないような制限を携帯端末に行っていたとし、「それによって日本国内の企業の利益を保護していたが、SIMロックは世界の潮流とは真逆の行為だった」と指摘した。

 続けて、日本で米アップル社のスマートフォン「iPhone 6」が非常に高い人気を獲得していることを指摘し、「日本のメーカーおよび通信事業者にとって反省すべき事態と言える」と論じた。

 続けて、中国外文出版発行事業局(中国外文局)がこのほど発表した調査報告書を引用し、日本人は調査対象国のなかでもっとも中国の技術革新力を評価していない国だったと指摘、さらに「中国のシャオミやファーウェイといったスマートフォンについても日本人は興味を示していない」と伝えた。

 さらに、日本ではスマートフォンだけでなく、「ガラパゴスケータイ」とも言われるフィーチャーフォンも今なお高い人気を誇ることを指摘し、日本の独特の携帯電話市場を紹介。また、高い技術力を持つはずの日本からシャオミやファーウェイといったスマホメーカーが生まれない理由について「日本は規格を世界に普及させる能力がなく、世界に普及させることも当初から考えていなかった」と指摘。

 また記事は、日本のメーカーは長年にわたって携帯電話を製造してきたとしつつも、「統一されたOSはなかった」と指摘し、機種によって機能が異なり、ユーザーインターフェースも異なっていたと指摘した。

 続けて、日本の端末市場はキャリア主導であり、端末はキャリアのサービスを提供する存在に過ぎず、メーカーはキャリアの言いなりになっていたと指摘、「だからこそメーカーには戦略がなかった」と論じた。また日本の携帯電話は「優れていたが、あまりにも日本に特化しすぎた」と指摘した。(編集担当:村山健二)(写真は捜狐の21日付報道の画面キャプチャ)