可愛くなる家事

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4月は新生活のスタート。進学、就職で物件探しや部屋の模様替えのシーズンだ。最近は自分のイメージで自宅を改造する女性のDIYが話題になっている。可愛らしいマイホームが完成すれば、家事も楽しくなる。サクラの季節とともに新しい気分で、新しい生活を始めてみませんか。

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家事こそ夫婦円満のコツ

あなたにとって家事とは何ですか。そう聞かれると、「できればやりたくない」とか「仕方ないからやっている」とか答える人が多いだろう。それを「やりたくてたまらないもの」に変えてあげましょうというのが『可愛くなる家事』(著者・高橋ゆき、イラスト・ヤマサキミノリ、1296円、サンマーク出版)である。

たとえば、アイロンがけだ。アイロンこそ、最強の浮気防止対策だという。アイロンがきいたワイシャツを着ている男性を見た女性は「この方の後ろにはしっかりした奥さまがいる」と思い、ちょっかいを出すことをあきらめてしまうというのだ。こんな調子で「玄関はキスの似合う場所」「蛇口の輝きは、ふたりの愛の温度に比例する」といったキャッチフレーズで家事の楽しさと夫婦円満の極意を教えてくれる。

著者の高橋さんは家事代行サービス会社の専務取締役で家事のスペシャリストとしてテレビ、雑誌で活躍中だ。イラストは新米主婦の自称「ものぐさ女子」のヤマサキさんが家事の手ほどきをコミック風に描いている。

自分好みの家を作る楽しさ

DIYとは「Do It Yourself」。専門業者に頼らず、自分でリフォームしたり、家具を作ったりする日曜大工のことだ。昔はオヤジの仕事だったが、最近は女性の間で人気を呼び、DIY女子のサークルも広がっている。

『Kume MariのDIYでつくる家、つくる暮らし』(1296円、主婦の友社)は、「DIYカリスマ主婦」といわれるKume Mariさんこと久米まりさんが日々綴ったDIYブログを書籍化したものだ。きっかけは結婚して入居した築46年の賃貸集合住宅だった。狭くて古いイヤな感じだったので、レイアウトから小物アレンジ、家具、壁や照明など少しずつ自分の好みの家に作り替えていった。ビフォーとアフターの写真をみると、殺風景な和室がまったく別の雰囲気の洋風に変わっている。

賃貸の事情もあるだろうが、DIYによって自分の家を作る楽しさを知ったといい、多くの人にもと呼びかけている。

「オモシロ間取り」驚き170物件

吉田兼好の徒然草に「家の作りやうは、夏をむねとすべし」という一節がある。日本の家屋は冬より夏の暑さ対策が大事だと説いているが、要するに、家作りの根本は実用第一ということなのだろう。『おかしな間取り図鑑』(著・おかしな間取り研究班、779円、宝島社)には、それとは対極の間取りが次々に出てくる。遊び心というか、トンデモ間取りというか、「どうやってここに住むのか」「どんな経緯でつくったのか」と言いたくなるような170物件の写真や図の一覧である。

不動産仲介業者の協力を得て、実在する「おかしな間取り図」を収集したと前書きにあり、目次を見ると「楳図かずおのアートルーム」「借金取りから身を守る部屋!?」「あえて玄関を省いた一軒家」「用足しはバルコニーで」「キャッチボールもできます」といったタイトルが並び、それぞれ間取りの意図や理由についての解説が付く。「家づくりの際の参考になるかどうかはさておき、インパクトのある部屋とおかしな間取り図を堪能してもらいたい」といっている。