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双葉社の特撮廉価本シリーズの最新作となる『仮面ライダー昭和最強伝説』(双葉社)が、3月15日より全国の書店・コンビニにて発売がスタートした。価格は600円(税別)。

これまで『仮面ライダーの常識』『スーパー戦隊の常識』『ゴジラの常識』『メタルヒーロー最強戦士列伝』などの特撮廉価本シリーズを発刊してきた同社だが、最新作では"昭和ライダー"にフォーカス。現在テレビ朝日系にて、毎週日曜朝8:00より放送中の特撮TVドラマ『仮面ライダードライブ』は、2000年の『仮面ライダークウガ』から始まる"平成ライダー"シリーズの第16作目だが、本書では1971年から放送が開始された"レジェンド"というべき第1作『仮面ライダー』から、1994年に劇場公開された『仮面ライダーJ』までの、所謂"昭和ライダー"13作品を取り上げている。

登場するライダーは、仮面ライダー1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、仮面ライダーZX(ゼクロス)、BLACK、BLACK RX、シン、ZO、Jの総勢15名(BLACKとRXは設定上同一人物だが、あえて別個体としてカウント)。作品概要、キャラクター解説、専用マシン紹介から、それぞれが戦う悪の軍団の特色、そして作品が生まれた時代背景や企画意図などを調査した「総論」というように、各作品の基礎要素をコンパクトにまとめ、これ一冊で「仮面ライダー」シリーズ初期13作品の変遷が簡単にわかる内容となっている。

さらには「仮面ライダー超考察」と銘打ち「ライダーのよき協力者」「ライダーソングの魅力」「歴代悪の組織の戦闘員たち」「ライダーの宿敵・大幹部列伝」「ライダーアクション研究」「ライダー大集合エピソード」といったシリーズを深く掘り下げる研究コラムや、「仮面ライダーを創った男たち」と題した、原作者・石ノ森章太郎をはじめとする歴代主要スタッフの紹介記事なども用意されている。

そして、時代が移り変わっても常に仮面ライダーが子供たちのための人気キャラクターだったことを示す、バラエティ豊かなアイテム商品の紹介ページも充実。「光る!回る!」のキャッチコピーで人気の変身ベルト玩具から、超合金、ポピニカ、ブリヂストン自転車、そして全国的に「ライダーカード」ブームを巻き起こした『カルビー仮面ライダースナック』のスナック現物写真、『テレビマガジン』『テレビランド』をはじめとする雑誌や付録、駄菓子屋アイテム、レコードジャケットなど――かつて"昭和ライダー"の活躍に心ときめかせたアラフォー、アラフィフ世代にとっては涙モノの、レアアイテムとの再会があるかもしれない。

ひとことで"昭和ライダー"と言っても、第1作から『J』までにはおよそ23年にもわたる年月の重みがあり、リアルタイムで放送を観ていた世代だけでなく、早朝再放送世代、そしてビデオソフトやCS放送、ネット配信などで"昭和ライダー"の諸作品を初めて体験したという、若いファン層も拡大している「仮面ライダー」。本書は、数十年の歳月が過ぎても、なお熱く、激しく燃え続ける"昭和ライダー"の魂を凝縮した一冊に仕上がっている。