情報番組にウンザリ?NHK-BSで密かに人気の清楚アナ
 そろそろ番組改編の時期になりますが、もしかしたら春の新番組にうんざりしてしまう人もいるかもしれません。どこの局も朝、昼、晩とニュース・情報番組で埋め尽くされそうなのです。

◆4月の改編でニュース番組も

 TBSが新番組『はやドキ!』で朝4時の帯に参戦することを表明。NHKは、芝田山親方のスイーツ探訪や具志堅用高の喫茶店めぐりなどの名物コーナーを生んだ『ゆうどき』を打ち切ってまで『ニュース シブ5時』をスタート。そこへ以前からなじみの番組も含めると、一体いくつ同じような番組があるのでしょう……。

 扱うべき出来事に大差はないのに、名ばかりが違ったコンテンツが乱立していく。一体どのように差別化を図ろうというのでしょう。スパイスの効いたキャスターによる“中年の主張”でしょうか。それとも、無駄に華々しいプレゼンの競い合いでしょうか。となると、第二のブライアン・ウィリアムズ(注)がいつ生まれても不思議ではありません。

※ブライアン・ウィリアムズ
アメリカNBCのキャスター。自身の番組内でイラク戦争の取材時に乗り込んだヘリがロケット弾で攻撃を受けたと語っていたが、のちにそれが別のヘリだったことが判明。半年間の自主降板に追い込まれた。

◆もうNHK『BSニュース』でいい?

 こうしてニュース番組が増えれば増えるほど、本来の主旨から離れて視聴者が置いてけぼりを食らう。近年そんなことばかりを繰り返している気もしますが、とりあえずNHKのBSニュースを抑えておけば問題なさそうです。

 国内外の主要トピックはもちろん。スポーツ、地方の話題、天気、株価情報が10分の放送時間内にバランスよく収まっている。1日分を録画しておいてまとめて見れば、その日の流れが分かる。

 このように使い勝手のいいBSニュース。日にちと時間帯によって色々なキャスターが登場するのも魅力です。とりわけ素晴らしいのが、堤真由美キャスター。(実は密かに人気らしく、ネット上でも清楚な「つつみん」として愛されている模様です)

 少し気弱な西田尚美といったルックスもさることながら、なまめかしい原稿読みは日本一。

 腹式呼吸を持て余して、ところどころ吐息が漏れそうになる。足の裏をくすぐられているのではないかと思うほど、かすかに声が震える。ひとつ間違えば、全てはだけてしまいそうな危うさがたまりません。

 とことん無駄を省いた構成がその息遣いを際立たせている。小芝居のすぎる昨今の報道番組にはない、天然の緊張感がレアです。

 となんだかんだ言いつつも、新しく番組が立ち上がってすぐのぎこちなさも楽しみのひとつ。演出や進行がこなれてくる前だからこそ、ハプニングが生まれやすい。そんなところにも、“天然の緊張感”が宿るように思うからです。

<TEXT/沢渡風太>