パラレルワールドをつなぐ少女のSF映画『トゥモローランド』

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ディズニーが制作する『トゥモローランド』は、「未来の理想郷」と「破滅的な未来」が平行して存在するSFアドヴェンチャーだ。予告編を紹介。

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズがこの春公開する映画『トゥモローランド』は、「ミステリー・アドヴェンチャー」と銘打たれているとおり、これまで公開されたごく短い予告広告映像もミステリアスなものだった。

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われわれは、ディズニーランドのテーマエリアから名前がとられた「未来の理想郷」を垣間見たし、ジョージ・クルーニーによる甘い声のナレーションを耳にすることはできたが、それ以外のことはすべて、謎のヴェールに包まれてきた。

だがこのたび、作品の内容を本格的に知ることができる、初めての映画予告編が公開され、そのストーリーもようやく明かされた。

予告編からわかることは、トゥモローランドが、われわれが今日知っている世界よりはるかに素朴でありながら、科学技術が進歩した場所のようだということだ。そしてこの予告編を見る限り、映画本編のなかでわれわれが見ることになる世界は、壊滅的な天気や暴動、略奪、荒廃に満ちている。

クルーニーが演じるフランクは、世界の実態を知っている人物のようだ。そしてフランクは、若きヒロイン、ケイシー(ブリット・ロバートソン)に対して、彼女のような人間を自分はずっと待っていたのだと話す。つまり、トゥモローランドと現実世界を橋渡しして、破滅的な事態を食い止められる誰かだ。

興味深いことに、現実世界でのケイシーの行動が、トゥモローランドでの彼女の行動に影響を与えていることがわかる。これは、ふたつの場所が、たぶん次元的にそれほど離れていない、平行して存在する現実(パラレルワールド)であることを示唆している。

アール・デコスチームパンク、そして、『オズの魔法使い』とディズニー・ワールドを組み合わせてできたような映画のなかの世界はとても美しい。このように野心的で独創的な実写アクション映画を大手映画スタジオが制作しているとは、素晴らしいことだ。

みどころ:ディズニーランドの「マジック・マウンテン」らしきものが背景に見える1分16秒。普通のバスタブに入って、時空を飛び越える1分36秒。世界の終末の到来を垣間見られる1分57秒。

決め台詞:「きみが見たものは、世界一頭がいい最高の人々が集まって、世界を本気で変えようとしている場所だ」――フランク(ジョージ・クルーニー)

公開は5月22日(日本公開は6月6日、なお、日本のディズニーでは、映画のプロモーションとして、「理想の未来」をテーマにしたイラストコンテストを開催している)。

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