株式会社まごころ価格ドットコムが運営する、日本初のお墓ネット専門店「お墓まごころ価格.Com」は、春の引越しシーズン本番であるこの時期、住まいの引越しによって家とお墓との距離が変わる人が増加することから、お墓を移動する「お墓の引越し」の潜在的なニーズが高まると考え、「お墓の引越し」の必要性や認識について調べる意識調査アンケートを、関東在住の引越し経験者500人(3070代男女)を対象に実施した。

 調査の結果、引越し経験者の36%は「お墓まで片道2時間以上」の距離に暮らしており、うち3割が今ないし将来的な「お墓の引越し」の必要性を感じていることが分かった。また、引越しによって家とお墓との距離が物理的に近づくと、年2回以上お墓参りに行く人の割合が33.6%から67.2%へ倍増していたことも明らかになった。お墓との付き合い方において、「近さ」が重要なキーだと言えそうだ。

36%の人が「お墓まで2時間以上」、うち3割は「お墓の引越し」検討層

 現在の家からお墓までにかかる片道の移動時間を聞いたところ、「30分未満」が19.4%、「30分〜1時間未満」が21.0%、「1時間〜2時間未満」が23.2%との回答がある中、その他およそ4割(36.4%)の人が「2時間以上」かかっているという結果になった。4割近い人がお墓参りに往復4時間以上かけていると考えると興味深い。

「お墓の引越し」の必要性や認識に関する調査

 一方、理想的なお墓参りの頻度と移動時間を尋ねると、それぞれ最も多かったのが、頻度が「半年に1回程度」、移動時間が「30分〜1時間未満」で、ともに約4割の得票という結果になった。現実との差が浮き彫りとなっている。

「お墓の引越し」の必要性や認識に関する調査

「お墓まで片道2時間以上」かかっていると答えた180人(改葬経験者を除く)に「お墓の引越しの必要性」を聞いたところ、「いま必要性を感じている」3.3%と「いずれ必要になると思う」26.1%の、計29.4%が必要性を感じていることが判明した。今ないし、将来に必要性を感じる彼らに、「お墓の引越しを行うメリット」について聞くと、ほぼ半数の47.2%が「老後のことを考えるとメリットを感じる」と回答。どうやら移動が負担になってくる老後のことを考え、将来的に心配を抱えていることが伺える。

「お墓の引越し」の必要性や認識に関する調査

「お墓の引越し」の必要性や認識に関する調査

家とお墓との距離が近くなると、年2回以上お墓参りに行く人が倍増

 お墓までの物理的な距離が変化すると、お墓参りにはどんな影響は出てくるのか。直近の引越し以前と以後を比較した質問では、家からお墓までの距離は、「遠くなった」が21.4%、「ほぼ変わらない」が53.6%、「近くなった」が25.0%という回答結果となっている。

「お墓の引越し」の必要性や認識に関する調査

 そこで、「近くなった」と回答した人(125人)のお墓参りの頻度を引越し以前と以後で比較してみると、距離が近くなった後は「月1回以上」が8.8%(以前と比べ+5.6ポイントアップ)、「3か月に1回程度」が22.4%(+8.8ポイントアップ)、「半年に1回程度」が36.0%(+19.2ポイントアップ)となり、年2回以上お墓参りに行く人の数が倍増(以前33.6%から67.2%へ上昇)するという結果になった。

「お墓の引越し」の必要性や認識に関する調査

 お墓との距離が近づくと、お墓参りの回数も「理想的な頻度」に近づくと言えそうだ。「遠くなった」と回答した人は若干頻度が落ちる傾向にあるものの、近くなった人ほど劇的な差は見られなかった。遠くなってもお墓参りへの義務感から回数を減らすことが容易ではないことが想像される。

死後に住みたい街ランキング(関東編)は、ダントツ1位「横浜」、2位「鎌倉」、3位「川崎」

 そして、関東圏で理想のお墓を建てたい街(=死後に住みたい街)を尋ねてランキング集計したところ、1位はダントツで「横浜」、以下「鎌倉」「川崎」が続き、神奈川県勢が上位を席巻する興味深い結果となった。全体的な傾向として、一番には「横浜市」や「川崎市」のような距離や利便性に着目した実用的な希望が多く、他には「鎌倉市」や「港区」、また「横浜市」選択者の一部にも見られた、憧れやステータスを感じられる土地にお墓を建てたいという回答が多いことがわかった。また1位は「横浜市」(82票)という結果になり、ダントツの支持を獲得。土地柄を評価した回答のほか、実用面を考えた回答も多数見受けられ、将来を考えた場所決めが伺える。

「お墓の引越し」の必要性や認識に関する調査

 2位になった「鎌倉市」(27票)は、1位の「横浜市」とは対照的に、土地の雰囲気や景観を重視したお墓の決め方が票を集めた。2位と僅差で3位にランクインした「川崎市」(22票)を選んだ人は、理由として「横浜市」と同様に距離に着目し、実用性を考えた回答が多く見受けられた。そのほか、4位の「八王子市」(21票)、5位の「港区」(20票)などの敷地が豊富な霊園や公共霊園がある街も上位にランクインし、以下同率6位(17票)に「相模原市」、「千葉市」、「さいたま市」、同率9位(14票)に「目黒区」、「世田谷区」、「多摩市」、「市川市」がランクインするという結果になっている。

 同社では、無縁墓(管理者がいなくなった墓)が社会問題化している中で、今回の調査結果にも表われた「家とお墓との距離の関係性」に着目し、長期的な墓守のための「近さ」を実現する、お墓の引越しサービスを新たに展開するとしている。これまで容易ではなかった、街から街へのお墓の撤去・移動・設置をパッケージ対応。引越しでお墓から足が遠のいた人や、お墓まで遠距離で苦労されている人は、「お墓の引越し」を一度検討されてみてはいかがだろう。

■調査概要
【お墓の引越しに関する意識調査】 
実施期間:2015年2月20日〜23日 
対象者 :関東在住の、引っ越し経験のある500名(30〜70代各世代100名ずつ)