中国・海南島のミッションヒルズ海口で行われた「ワールド・レディス・チャンピオンシップ(欧州女子ツアー)」は、インビー・パーク(韓国)を1打追ってスタートしたユ・ソヨン(韓国)が制し初優勝。世界ランク8位のユは、パー73のブラックストーンコースを、初日から72、73、65、69でラウンド。通算13アンダーをマークし、パークを1打引き離しての勝利となった。
 「この大会で勝てるとは思ってもみなかった。第1、第2ラウンドはいいプレーができなかったので。幸運にも第3ラウンドで8アンダーを出せたから優勝争いに加われたわ。自分を誇りに思う。優勝争いに加われるのはいいことだし、私たちのグループはインビ―とスーザン(・ペターセン)だったので興奮したわ。良き友でもあるインビ―と戦えるのはすばらしいこと。今、彼女は世界ランキング1位ではないけど、真のナンバーワンだと思っている。なので、彼女と戦えて本当によかったわ」
 世界ランク2位のパークは昨年の覇者であり、第3ラウンドまでトップに立っていた。1打のリードで、暑くて天気の良い最終日が始まり、1番のグリーンでユが3パットをしてその差が2打に。7番(パー4)ではユがダブルボギーをたたき3打差になった。
 ティから左の危険な黒い溶岩の方向に打ってしまい、ユのボールはアンプレイアブルとなり、1打罰で石まみれのエリアにドロップした。彼女はそこから第3打を放つと、そのボールは背の高い熱帯植物の林を超えて、グリーンサイドのバンカーへ入った。バンカーからのすばらしいリカバリーの後、1.5メートルのボギーパットがカップに蹴られてしまった。
 そこでくじけなかったユは、すぐさま9番からの4ホールで3つのバーディーを奪い、12番ではトップに立った。ユが17番でバーディーを取って抜け出る前に、パークは16番のバーディーで再びトップに並んでいた。両者が18番(パー5)で似たようなバーディーパットを迎えたが、両者ともものにできず、ユが優勝をかけた60センチのパーパットを沈めた。
 「何度かバーディーパットを逃したけど、インビ―もあまり入れられなかったので、プレッシャーがそんなになかった。それが良かったのでしょう。ウィニングパットはどんな距離でも緊張する。実際、私の手は震えていたわ」
 一方のパークは、「今日は一貫してパットが決められなかった1日。本当にパットだけの問題だった。ソヨンはいいプレーをしていたわ。ダブルボギーをたたいても、彼女は変わらずいいプレーだったので、彼女が勝ってうれしい。(自分が)勝てなかったとしても彼女に勝ってほしいと思っていたわ。親友が優勝するのはうれしいし、おめでとうと言いたい」と振り返った。
 スーザン・ペターセン(ノルウェー)とリン・シユ(中国)が、最終ラウンドを“70”とし、通算10アンダーで3位タイ。アースラ・ウィクストロム(フィンランド)がさらに1打差で5位に入った。
 ペターセンは、「私のゲームはゆっくりだけど、形になってきている。もったいないミスが、競り合いの中で足を引っ張っているわ。でも、全体的にいい1週間だったし、ミッションヒルズに戻ってこられて本当にうれしかった」と語れば、リンは、「いいショットもあったし、難しいパットも決まった。4番では12ヤードくらいのパットを決め、13番ではグリーン外から8ヤードのパットも決めた。残念ながら12番と18番で1.5ヤードのバーディーパットを外したけど、全体的にオーケーなプレー。今週はあまり期待していなかったので非常に満足しているわ」と振り返った。
 2年連続で韓国を代表するユとパークが勝者となった。2人のトータルスコアは“559”であり、マリアン・スカープナード(ノルウェー)とペターセンのノルウェー勢より、トータルで15打も上回った。
 中国の新星であるレイ・イェは55位で終了。ベストアマチュア賞を受賞し、今大会では大きな収穫を得た。上海のインターナショナルスクールに通う13歳は、「初日はとてもいいプレーができた。なので予選通過するには十分だった。プロの大会で戦ってみて、自分のパッティングが弱点だと感じたわ。上達してまたいつかプロの大会に戻ってきたい」
 次の欧州女子ツアーは3月26日から29日にモロッコで行われるララメリウムカップとなる。
※USLPGA公式サイトより提供
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