『ストレイヤーズ・クロニクル』 ©本多孝好/集英社 ©2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会

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6月27日から東京・新宿ピカデリーほか全国で上映される映画『ストレイヤーズ・クロニクル』の主題歌と挿入歌を、ゲスの極み乙女。が担当することがわかった。

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主題歌となるのはゲスの極み乙女。の新曲“ロマンスがありあまる”。挿入歌は“サイデンティティ”となり、それぞれ同作のために書き下ろした楽曲となる。同バンドが映画の主題歌を担当するのは今回が初めてとなる。

主題歌となる“ロマンスがありあまる”について川谷絵音(ゲスの極み乙女。 / Vo,Gt)は、「台本にあったセリフの一部分をそのまま歌詞のAメロの一部に使いました。映画の中でもかなりグッとくるセリフで『是非使わせて下さい』と制作側にお願いした所、快く承諾頂いたので使わせて頂きました」とコメント。さらに“サイデンティティ”については、「挿入歌が使われる部分の映像が意外なところで、この映像にどんな曲をあててやろうかとワクワクしました」と語っている。

本多孝好の同名小説をもとにした同作は、映画『ヘブンズストーリー』『アントキノイノチ』など知られる瀬々敬久が監督を務め、『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が脚本を担当。子どもを突然変異させ、極限までに人間の能力を発達させる実験と、遺伝子操作で動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出す実験によって生み出された2組の若者たちを巡る物語が描かれる。

キャストには、視覚、視神経、脳伝達速度などが高度に発達し、相手の動きを先読みできる昴役の岡田将生、異能力者たちの殺人集団「アゲハ」のリーダーで、体内に致死率80パーセントを超えるウイルスを保持する学役の染谷将太らが名を連ねている。

■川谷絵音(ゲスの極み乙女。)のコメント
超能力を持った若者たちが戦う映画かと思いきや、それだけではなく対立するそれぞれのチームにドラマがあって、最初から最後まであっという間でした。引き込まれすぎたのか終わったあと汗をかいていました。ここまで時間を忘れた映画はなかなかありません。自分が作った曲が映画で流れるというのは夢のような出来事で、音楽家なら必ず憧れることなので光栄です。早く映画館で聴いて実感を得たいです。ストレイヤーズ・クロニクルとゲスの極み乙女。のコラボレーションを是非映画館で感じてください。僕も5回くらい見に行きます。

■休日課長(ゲスの極み乙女。)のコメント
アクションの迫力は鳥肌モノで、気付いたら背筋が伸びてました…。また本作はアクションだけでなくじっくりと描かれた人間ドラマが特徴だと思います。特殊能力を持つゆえの責任を、歳若くして背負わなければいけない重圧、苦難、葛藤…。でもそこでそれぞれの人間としての心が集い大きな力となって立ち向かって行く展開に胸がジンと熱くなりました。音楽をしていて映画館で自分の音が聴ける日が来るとは思ってもみなかったのでお話を聞いたときは驚きました。しかもこんな素晴らしい作品に…そして音楽で本作の世界観を演出することに携われた事がとても嬉しかったです。「ストレイヤーズ・クロニクル」の世界を是非映画館でどっぷり体験してください!

■ちゃんMARI(ゲスの極み乙女。)のコメント
最後までドキドキが止まらない映画だと思います。演者さんたちのお芝居も、それぞれのキャラクターの葛藤が見えて、本当に引き込まれます。映画のエンドロールに流れる音楽って重要な役割だと思っていて、この映画の音楽に関われることをとても嬉しく思います。心して見よ!コポゥ!

■ほな・いこか(ゲスの極み乙女。)のコメント
最初に「ストレイヤーズ・クロニクル」を拝見させていただいたときは、まだ音楽も効果音も入っていない状態でした。それでも無我夢中で観ていて心奪われました。ここに私たちの音楽が入るのか!と緊張しておりましたが、主題歌という形で参加できてとても光栄です。初めて主題歌のお話を頂いたときは、2、3回聞き直しました(笑)。あの大きなスクリーン、音響環境でゲスの極み乙女。が流れること。想像しただけで幸福です。映画と音楽がリンクして、心に残る作品になっていると思います。目と耳を全開にしてお楽しみください。

■岡田将生のコメント
大好きな瀬々監督作品に大好きなゲスの極み乙女。が主題歌になりました!作品を撮ってる時は毎日聴いてました。これで僕もゲスになれた気がします。「ロマンスがありあまる」最高すぎます!

■瀬々敬久監督のコメント
十代の頃は夭折に憧れていた。明治維新の志士たちのように世の中の変革のために、30歳になる前に死ぬ。ところがそんな年齢はとっくに過ぎ、いつの間にやら老齢に近い年になってしまった。『ストレイヤーズ・クロニクル』の若い登場人物はそんなロマンが作り物に過ぎないことを十分に知っている。もっと苛烈な状況を生きているからだ。だけど、ゲスの極み乙女。の楽曲がそこに充てられた時、何故か昔抱いていた気持ちを思い出した。歌詞の中にある「死に物狂いで生き急いでんだ」にグッと来た。この楽曲は、若い衆にも、そんな盛りを過ぎた人にも、言えば気恥ずかしくなる青春という言葉がもっと生々しく感じられるよう、映画に広がりを与えてくれた気がする。ホント、ありがとう、なのです。