プレーオフでも強気のパットが光ったが、相手が一枚上手だった(撮影:ALBA)

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<ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 最終日◇15日◇土佐カントリークラブ(6,217Yards ・パー72)>
 怒涛のバーディラッシュを見せた18ホール。最後はプレーオフ3ホール目で散ったが『PRGRレディスカップ』の最終日を沸かせたのは、間違いなく鈴木愛の力強いプレー振りだった。

 この日、5アンダーの5位タイからスタートした鈴木は4番からの3連続バーディで一気に首位に踊り出る。OBによりボギーとするも次ホールですぐさま取り返す。必ずカップオーバーするパッティングは負けん気の強さ、強心臓っぷりをよく表している。一時は10アンダーまでスコアを伸ばし、2位に2打差をつける快走を見せたが17番で2mのパーパットを外し、痛恨のボギー。最終18番で追いついてきた李知姫(韓国)とのプレーオフに突入した。
 
 初めてのプレーオフ。3ホール目でバーディパットを外した鈴木に対し、9mのパットを沈め李が勝負を決めた。
 開幕前は想定していなかった優勝争い。「先週も調子悪かったし、試合前は優勝を目指すというより、自分のゴルフを貫くだけという気持ちでした」というが、初日、2日目と調子が上向いてきたことで勝負する姿勢を強めていった。「四国での試合は今年1試合しかなかったので」との思いも胸に秘めていた。
 破れた直後は、目をうっすらと赤くしながら「誰にも負けたくない」と話した鈴木。今季の目標は「3勝」。“複数回優勝”“2勝目”ではなく「とにかく3勝」。今日のプレー振りを目の当たりにしたギャラリーは、実現不可能な目標ではないことがよくわかったことだろう。
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