ヤンキース田中将大投手が3月12日、フロリダ州タンパで行われたアトランタ・ブレーブスとのオープン戦に先発し、2回無安打2奪三振のパーフェクト・ピッチングでマウンドを降りた。

昨年シーズン半ば、右ひじのじん帯の部分断裂により戦線離脱を経験するなど、不安を抱えながらシーズンを終えた田中投手だったが、この日は打者6人19球の完璧なピッチングを見せた。

田中投手は試合後、自身のTwitterで「今年、オープン戦初登板を終えてきました。2回無失点でした。対外試合ということで、緊張感もありましたがその中で良い投球が出来たと思います!」と初登板の感想を語っている。

この日のピッチングについて、MLBファンは「6人、6アウト。裏切らなかった!」「(スプリットの映像を見て)こんな球、打てないよ」「エースの今年のデビュー戦だ。興奮が止まらない」「待ちわびていたよ」「期待できる内容」と絶賛している。シーズン開始前から「田中のひじの状態」を不安材料と指摘してきたファンが多かったこともあり、見事なピッチングに安心と期待が持てたようだ。