サントリー「The O.N.E(ザ・ワン)」

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サントリースピリッツは2015年3月10日、甘さを抑えたアルコール度数1%のチューハイ「The O.N.E(ザ・ワン)」を発売した。

女性の社会進出や男性の家事や育児への参加などのライフスタイルの変化で、「お酒は好きだが酔いが残るのを気にして飲むのを控える」人が多くいることを背景に開発された商品だ。

「この1%だったら平日飲んでも大丈夫かなって思える」

従来はアルコール度数の低いチューハイは甘い味が多く、度数が高まるとドライな味になる傾向があり、「低アルコールでお酒らしいドライな味」の商品がなかったという。そこで「アルコール1%」「本格的な味わい」「上質感のあるデザイン」をコンセプトに「The O.N.E」が造られた。ネーミングには「かけがえのない存在(The one)である一人ひとりが、より楽しい時間を過ごせるように」という思いが込められている。

フレーバーはレモンとグレープフルーツの2種類。原料酒にこだわり「お酒の味わい深さ」を追求した。レモンピールを浸漬して蒸溜したスピリッツで、苦みのあるレモン感やキレのあるシャープな味わいを引き出し、グレープフルーツ発酵酒で複雑なうまみを加えた。記者が飲んでみると、すっきりとしたドライな味でレモンの酸味もしっかりと感じられ、アルコール度数1%と言われなければわからないほど本格的だった。

発売前のモニターキャンペーンで試飲した390人は、「アルコール1%のお酒ってアリ?」という質問に、84.8%が「アリ」、「ややアリ」と回答。

「平日は翌朝ちゃんと起きられるか心配なので飲みません。でもこの1%だったら平日飲んでも大丈夫かなって思える(42歳男性)」「食事の時に飲んでも後片づけが面倒にならなくて良い!主婦にはうれしいアルコール1%です(51歳女性)」「1%とは思えない口当たりで軽いチューハイはちょっとねという考えを覆す(37歳男性)」

といった感想が寄せられているという。

サントリースピリッツによると、アルコール度数1%なので、「代謝が早く体への負荷が少ない」ほか、アルコールが抜けた後にも気持ちのいい時間(心地よい酔い"気分")が続くという特徴がある。

なお、「The O.N.E」は、新発売に伴う一斉出荷数も好調で、コンビニやスーパー、amazon等で購入可能とのこと。同商品の発売日には、キリンビールからもアルコール度数1%の飲料「キリン バタフライ」が投入されており、今後さらなる市場の盛り上がりが注目されそうだ。