11日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、古舘伊知郎氏が、小泉純一郎元首相の番組出演を要望する場面があった。

番組では、放射性廃棄物の処理問題を特集し、最終処分場の適地とされた北海道・釧路市で反対の声があがっていることを伝えた。最終処分場については、政府内でも対立し、候補地選びが進まないという。

また、科学者たちから成る機関「日本学術会議」は、政府への提言案を発表。放射性廃棄物を埋め立てるのではなく、地上で一時保管するよう主張し、対策なしに原発を再稼働することは容認できないとしている。

一方で、番組VTRでは、関西電力の八木誠社長や、宮沢洋一経済産業大臣が原発の再稼働を目指すと明言する姿を放送するなど、各所で思惑が対立している現状を紹介した。

VTR後、古舘氏はスタジオで小泉元首相と細川護熙元首相の番組出演を要望した。小泉元首相は昨年5月、細川元首相と共に一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立し、「原発ゼロ」をかかげているのだ。

さらに、古舘氏は宮沢経産大臣と八木社長にもスタジオに来てほしいと語り「本当に議論していただいて。見てる方々が『どうなんだろう?』っていうことを考えていただいて」と狙いを明かしている。

古舘氏は「そういう時間的な余裕を経た上で、日本がエネルギー政策を決めていくっていうことをしないといけないんじゃないかなと思うんですけど。実現しませんね」とこぼしてた。

【関連記事】
「報道ステーション」で紹介した「汚染水漏れ」報道に誤りが判明 古舘伊知郎氏らが謝罪
福島第一原発の現在を生態科学研究機構・新宅広ニ氏が証言 「お花畑でスゴイ緑が綺麗」
カンニング竹山、自身のTwitter投稿を「脱原発」に利用したユーザーに抗議