大震災から4年 「教訓を未来に生かす」追悼式で誓い
東日本大震災からちょうど4年がたった3月11日。全国各地で追悼行事が開催された。
東京・代々木公園では首都圏最大規模の市民のつどい「Peace On Earth(ピースオンアース)」が開催され、平日にも関わらずおよそ1500人もの人が地震発生時刻に黙祷を捧げていた。
追悼行事には、歌手の加藤登紀子さん、ミュージシャンのSUGIZOさん、佐藤タイジさん、ウォン・ウィンツァンさんや城南信用金庫理事長の吉原毅さんらも参列。祈りを捧げると共に、これからの未来について思いを馳せた。
事実、今でも約23万人の人々が避難生活を送っているというニュースに驚いた人もいるかもしれない。まだまだ復興が道半ばだということを忘れてはいけないのだ。
吉原さんも「震災が発生したときに、何かしなければいけないとみんなが行動を起こした。普段は自分のことで精一杯だけれども、それではいけない、と思ったことを忘れてはいけない」と話した。
「一人ずつ丁寧に生きていくことが大切」と話す加藤さんは歌も披露。歌やトークを聞き、そして自分自身に問いかけることで参列者それぞれがこの4年間を振り返っていた。
14時46分。集まった参列者はSUGIZOさんが鳴らす鈴の音が響く中、黙祷を捧げた。被災地に心を寄せるのはもちろん、乗り越え、これからの未来を作っていくために震災を風化させてはいけない。
家電ちゃん(家電チャンネル副編集長 西岡舞子)