「抗日神劇」が日本で話題、悲壮な歴史を描いたはずが笑いのネタに―中国メディア

写真拡大

「抗日神劇」と呼ばれる現実離れした反日ドラマが大量生産されている現状を受け、10日付の中国メディア・中国江蘇網は「日本人の笑いのネタになっている」と指摘した。

日本でも「抗日神劇」はネットなどを通じて割と広く知られているが、中国人が日本兵を素手で切り裂いたり、80年代のオートバイが登場したりとツッコミどころ満載で、時代も常識も超えた奇抜さだけが際立つ形に。悲壮な抗日戦争を描いたはずが単なるアクション作品とみなされ、日本人に反省を促すどころか、かえって笑われている。

笑いのネタにされるならまだよい方で、右翼勢力にまで利用される羽目になっている。「中国人にとって残酷な歴史とはこの程度なのか」と思われ、歴史を否定する自らの考えにさらに自信を付ける結果を招いている。

「抗日神劇」が日本で盛んに取り沙汰されているからこそ、中国人は歴史に忠実な抗日ドラマを作るべきである。素手で敵を切り裂いて勝ったつもりになって笑い者になるくらいなら、悲惨な敗北を描いた方がまだマシだ。

(編集翻訳 小豆沢紀子)