東日本大震災から4年…U-22代表・手倉森監督「希望の光を放ち続けたい」

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[3.11 国際親善試合 U-22日本9-0U-22ミャンマー フクアリ]

 指揮官は常々、東日本大震災から4年目を迎える日に試合をする意義を語っていた。「スポーツで被災地に勇気や希望、力を届けられるような試合をしたい」と――。

 15年3月11日、手倉森誠監督率いるU-22日本代表は国内初戦となるU-22ミャンマー戦を迎えた。試合前に指揮官は、この日に試合を行う意義を改めて選手たちに伝えている。

「4年前の東日本大震災では多くの犠牲者が出たし、まだ被災地で苦しんでいる方がいます。その中で、自分たちはプロ選手としてやれている立場、代表として国を背負って戦えている以上、そういった方々にとって、少しでも光にならなければいけないという話をして戦わせました」

 その言葉を体現を体現するように、選手たちは躍動した。FW鈴木武蔵(新潟)とMF中島翔哉(F東京)が4点ずつを奪い、DF岩波拓也にもゴールが生まれて9得点のゴールショーを披露。さらに守備陣も体を張った守備でミャンマーを封じ込め、9-0の完封で快勝を収めた。

 試合を振り返った手倉森監督は、「前後半ともに、ボールを奪ってからゴールを目指す姿勢は見えましたし、点差こそつきましたが選手が最後まで手を抜かずにプレーしてくれたことに感謝しています」と選手への称賛の言葉を述べた。

 勇気を届けられるような大勝を収めたかもしれない。しかし、これからも「希望の光になれるような存在でいたい」と話した指揮官は、「そのためには勝ち続けるしかない。しっかりとリオまで行き、日本の歴史を変えるというところまで光を放ち続けたい」と改めて決意を表明した。

(取材・文 折戸岳彦)