韓国メディアの世界日報は10日、韓国の第2ロッテワールドは「1日平均の訪問客が4か月連続で『閑古鳥』状態である」と報道。建物の安全性に問題があることから、第2ロッテワールド内にある映画館は営業停止にまで追い込まれており、また第2ロッテワールドで出店しているブランド店は“開店休業”状態であると報じた。

 記事は8日、日曜日のお昼すぎに第2ロッテワールドを訪れたことを紹介。週末のショッピングモールであれば、お客で賑わっているであろう時間帯にもかかわらず、第2ロッテワールド内の“ラグジュアリー&グローバルコンテンポラリーファッション専門館”のアベニュエルではお客がまばらであったことを伝え、「お世辞にも混雑しているとは言い難い状況であった」とし、「ただ、店員がお客を待つだけで、閑散としていた」と報じた。

 第2ロッテワールドを訪問する1日の平均訪問客も、14年11月には10万人だったにもかかわらず、12月には7万人となり、15年の1月―2月では、1日の平均訪問客が5万人まで減った。また、従業員についても当時6000人ほど勤務していたが、5000人まで人員削減を行ったと報じた。

 この状況に対し、第2ロッテワールドに入店中のあるブランド店関係者は「休日と平日の売上に大きな違いはなく、入店当初は売上をはじめ、訪問客を期待していたが、今では家賃と人件費を気にしなければならない状態で、今後どうなるのか心配している」と述べた。また、韓国料理店関係者も「周りの商店街よりもはるかに高い家賃を支払っているにもかかわらず、お客が減り続けている」と今後を心配する声をあげたと伝えた。

 記事は、第2ロッテワールドで立て続けに起きた人身事故に加えて、駐車場で発見された“亀裂”などを理由に市民からは安全性への懸念が高まり、第2ロッテワールドを訪れる客足が減少したと指摘した。

 この記事に対し、韓国のネットユーザーは「いまだに、5万人も行っていることが不思議」「工事中にショッピングモールをオープンしたこと自体、おかしいことだろう」「自分の命が危険にさらされる建物に誰が行きたいですか?」と安全について疑問を問いかける意見のほか、「不思議なことに、今のロッテグループの姿をよく反映しているようだ」「体裁はよくしたが、人々からはそっぽを向かれる“滅び行く姿”だ」などロッテを批判する意見も数多く寄せられた。(編集担当:李樹香)(イメージ写真提供:123RF)