【激ウマ】市販たらこが早変わり! 自宅で作れる“辛子明太子”簡単レシピ

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福岡の郷土料理でありながら、全国の食卓で親しまれるようになった辛子明太子。でも、本場福岡で買っても、結構なお値段します。塩水で熟成させただけの「たらこ」はさほど高いお値段でもないのにこの違いはなに? と思われた方も多いかもしれません。

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実は、市販の安価なたらこに、ちょっと工夫をすると意外に簡単に辛子明太子ができちゃうんですよ。

本当は、助子(生のスケソウダラの卵)を複数の工程に分けて約1週間漬け込んで辛子明太子を作ります。

本格的な味になりますが、時間がかかるのと、衛生管理をしっかりしないと食中毒を起こす可能性もあるので、今回は安価なたらこを使って1日で辛子明太子にリメイクする方法をお伝えしますね。

■調味液の作り方

材料です。
市販のたらこ 5腹〜10腹程度
韓国産唐辛子の粉 大さじ3
※少し大きなスーパーや、エスニック食材のお店、ネット通販などで購入できます。
昆布 10センチ程度(100円均一などで売っている安価なものでいいです)
日本酒 100cc程度
塩   小さじ 半分程度
しょうゆ ごく少々

まずは調味液を作ります。

鍋に日本酒を入れて、中火にかけて10分くらい加熱し、アルコールを飛ばします。

火をとめて、昆布を加えます。

唐辛子の粉、しょうゆ、塩を加えます。

よくかき混ぜて、できあがった調味液を完全に冷まします。冷めたら、たらこを投入して冷蔵庫の中で1日〜2日保存してください。

今回はボウルの中で漬け込みましたが、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて漬けてもいいと思います。

時間に余裕があれば、3日漬け込むと熟成した風味になりますが、大体2日くらいで十分だと思います。

市販の辛子明太子とちがって、着色料を使ったり、できあがったあとに唐辛子の粉をまぶしていないので、真っ赤な色にはなりません。ですが、召し上がっていただくと、ぴりりとした辛さの中に、こくのある風味が感じられて、ただのたらこではなくなってるのがおわかりいただけると思います。

できあがった辛子明太子は、ひとつずつラップにくるんで密閉して冷凍すると、だいたい3ヶ月くらい食べられます。(解凍する時は、冷蔵室に戻して自然解凍してくださいね)

そのままご飯にのせていただくのもおいしいですけど、ポテトサラダにまぜこんだり、パスタに和えたり、ピザにのせたり料理にも色々応用できます。お弁当のおかずにも使えますね。

お好みで、ゆずの皮などを入れたりすると、また違った風味が楽しめます。たらこが安価に売られていたら購入して、手作り辛子明太子にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、残った調味液ですが、白菜や大根などの野菜と少量の塩から、すり下ろしニンニクと生姜を加えてえて混ぜ込むと、キムチ風の即席漬け物になります。

キャベツと豚肉を炒めて、調味液とごま油を少し加えると韓国風の炒め物に。
辛子明太子も調味液も使い道が多いですから、色々と使い回しを考えると、食事の用意が楽になりますよ。ぜひお試しくださいね。