インフルエンザは収束しつつあるが(グラフは国立感染症研究所週報より)

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国立感染症研究所は「感染症週報」2015年8週(2月16日〜22日)号で、「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の患者報告数が全国で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多いと発表した。都道府県別の上位3位は鳥取県、山形県、石川県となっている。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、4〜7歳までの子供に多くみられる細菌感染症で、38度を超える発熱やのどの痛み、全身の倦怠感などが症状として表れる。舌が真っ赤になる「いちご舌」という状態になるのが特徴のひとつで、発症の目安になるという。これまでの発生動向調査のデータによると、冬期と春から初夏にかけて流行のピークを迎え、今の時期は例年患者数が増加する傾向にある。

抗菌剤による治療が必要となるため、咽頭痛がある場合は早めに医療機関を受診し、感染を確認する検査を受けるよう同研究所は呼びかけている。