日銀の異次元金融緩和の影響で、不動産市場が活気づいている。もちろん株式市場でも不動産関連銘柄は注目の的だ。そうした中、元立花証券執行役員でケイ・アセット代表の平野憲一氏が「上がる株」として注目している銘柄が、「イントランス」(東証マザーズ・3237)だという。平野氏が解説する。

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 不動産リノベーション事業に優位性を持ち、コンサルティングや仲介事業も好調なイントランスの業績拡大がすさまじい。中間決算発表時に続いて、2月12日にも2015年3月期通期の業績予想を再度上方修正。売上高は前回修正時の60億円から63億円、経常利益は7億2000万円から8億5000万円へ上積みし、記念配当2円を含めて1株当たり7円の復配も発表した。

 同社とほぼ同じ事業内容のビーロットが昨年12月に東証マザーズに上場し、瞬く間に高値2万390円(公募価格2010円)をつけたことは記憶に新しい。だが、同社は増収率、増益率、売上高経常利益率、総資本利益率など多くの経営指標でビーロットを上回っている。

 来期以降も、プリンシパルインベストメント事業(自己勘定での事業展開)に加えて、SPC(特定目的会社)を使う100億円規模の大型プロジェクトへの参画で売り上げを伸ばしていく計画だ。この上り調子の企業業績とともに、株価も水準を変えていくと思われる。

※マネーポスト2015年春号