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ケータイ(ガラホ)でもテザリングを便利に使おう!

従来型携帯電話(ケータイまたはフィーチャーフォン)のような折りたたみ型でありながら、OSにAndroidを採用したことで、基本性能の向上やいくつかのスマートフォン(スマホ)としての機能も利用できるようになったガラホとも呼ばれるau向けLTE対応ケータイ「AQUOS K SHF31」(シャープ製)。

そんな機能の中でもスマホやタブレットではすっかり定番として定着している「テザリング」ですが、これがこれまで折りたたみケータイをずっと利用してきたユーザーには初めての機能となります(「H11T」や「WX310K」、「WX12K」、「402KC」、「F-07F」などの一部機種におけるBluetoothおよびWi-Fiによるテザリングや、ほぼ同様の機能であるUSBケーブルで接続したモデム機能を除く)。

そこで、今回はこれまで主にスマホなど向け機能を使うことのなかった通常のケータイからAQUOS K SHF31に変えたユーザー向けに「AQUOS K SHF31ではじめてのWi-Fiテザリング」を使うための手順と設定方法を解説します。

◯機能&設定の起動は1プッシュだけ
AQUOS K SHF31でテザリングを利用するにはテザリングオプション(月額税抜500円)が必要ですが、契約から2年間は無料で使えます。

実際に使うにはまずは、AQUOS K SHF31のテザリング設定画面を呼び出します。AQUOS K SHF31のテンキー側で一番右下のキーを押すとテザリング設定が出てきます。

丸で過去ってある部分を押すとテザリング設定呼び出し

ボタンを押すと、以下の画面が出てきます。


確認できたら、次へ進みます。

◯テザリングを設定しよう
テザリングの設定画面を呼び出したら「Wi-Fiテザリングを設定」の項目を選択します。

赤で囲った部分(写真=左)を選択するとWi-Fiテザリングの設定画面(写真=右)が出てきます

ここからテザリングの設定を行いますが、初めての方にもわかりやすいように各項目を順番に説明します。慌てずにゆっくりと設定をきめていきましょう。

SSID:本機テザリング起動時の名前です。他の機器からWi-Fiスポットをスキャン(検索)すると出てくる名前になります。深く考えず自由に名前を付けてあげてください。今回は例として「河童のK」と名前をつけることにします。
セキュリティ:AQUOS K SHF31のWi-Fiテザリング機能を利用する際に暗号を必要とするかどうかを決める項目です。「なし」にすることで、次項目のパスワードを不要で利用できるようになりますが、他の人からも繋がれ放題になるのでオススメしません。「WPA2 PSK」のままにしておきましょう。
パスワード:外部機器から本機のWi-Fiテザリング機能へ接続するためのパスワードを設定します。半角英数8文字以上でせっていします。文字は英数のミックスにする必要もありません。(安全上オススメしませんが、「12345678」みたいなものでも可)
接続待ち時間:そのままの意味です、何の機器ともテザリングによる接続が指定した時間の間、されないとバッテリー残量保護のためテザリング機能が終了します。


SSIDとパスワードはテンキーでの入力で設定します

これで設定は終了です。これで、手持ちのWi-Fi(無線LAN)機器からAQUOS K SHF31のテザリング機能でネットワークへ接続できるようになります。なお、AQUOS K SHF31のWi-Fiテザリングは最大10台まで同時接続が可能です。

もちろん、機能を利用するときはAQUOS K SHF31側のテザリングをオンにしておくことを忘れないようにしましょう。

「Wi-Fiテザリング」の項目にチェックを入れ忘れないようにしましょうね!


◯手持ちの機器をテザリングで接続しよう
ここまでくれば、AQUOS K SHF31側の設定は済んでいるので、自身のパソコン(PC)や携帯ゲーム機などの機器をテザリングで繋いでみましょう。

・携帯ゲーム機を繋いでみる
Wi-Fi(無線LAN)搭載の携帯ゲーム機もいくつかありますが、今回は「PlayStation Vita」を例に接続します。

携帯ゲーム機のWi-Fi接続設定の場所はどれもほぼ共通していて、ほとんどの場合「設定」→「ネットワーク(設定)」→「Wi-Fi(無線LAN)設定」の順をたどった場所にあります。

後は設定したSSID(今回の場合は「河童のK」とします)を選択して、パスワードの入力画面が出たらAQUOS K SHF31で決めたとパスワードを入力すればOKです。

「PlayStationVita」のWi-Fi設定画面


・Windows PCを繋いでみる
Windowsタブレットやノートパソコンなど、ビジネスにもホビーユースにも使われるWindowsマシンも設定方法は同じです。

ツールバー右下のアンテナピクトを模したアイコン(インジケーター)をクリック(タッチ)するとWi-Fiネットワークの一覧が出てくるので、携帯ゲーム機の時と同じように設定したSSIDを選び、パスワード(セキュリティキーとでますが、パスワードのことです)を入力すれば接続できます。

設定を呼び出す場所に違いはあれど、入力するものは同じです


・他のAndroid機をつないでみる
他のAndroid機も「設定」の「無線とネットワーク」項目からWi-Fiを起動してSSIDを選んでパスワード入力でOK、テザリング可能なAQUOS K SHF31とWi-Fiタブレットは相性もバッチリかもしれませんね!

ケータイ+タブの組み合わせはバランスのいい使い方かも!?


かけ足気味の解説となりましたが、いかがだったでしょうか?これまで通常のケータイを使っていて、AQUOS K SHF31に換えたユーザーには恐らく、初めてテザリング機能の付いた機種になると思います。

非常に便利な機能なので、活用しないと損ですよ!

記事執筆:河童丸


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