ケンタッキーやミスド、丸亀製麺が値上げを発表した。値上げのニュースばかりが続いているが、こんな時代に割引等のサービスが充実している「使える株主優待」は誰もが気になるところ。勝手がわからないという人のために、基礎知識を紹介しよう。

 株主優待を受けるには、株主優待の権利を確定する「割当基準日」に株主であることが条件となる。割当基準日は多くの場合、決算期の月末だが、銘柄によって異なる。注意したいのは、手続きの関係で、割当基準日の3営業日前(=権利付き最終日)までに株を購入しておく必要があることだ。

 たとえば、2015年3月末日が割当基準日の場合、その3営業日前、つまり3月26日(木)の大引け(15時)時点で株を保有しておかなければならない。原則としてそれを過ぎれば手放してもよい。加えて、割当基準日時点で株主になっていても、企業が指定する必要な株数を保有していなければ、優待は受けられない。保有株数によって優待内容も変わる場合が多い。

 株主優待が手元に届くのは、企業によって異なるが、一般的に決算が終わってから2〜3か月後。すぐに自宅に届くわけではない。

※週刊ポスト2015年3月20日号