空気をつくろう:ブルーエアが空気清浄機に「集中」する理由

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いまや世界中で支持を集める空気清浄機ブルーエアは、いまも北欧スウェーデンの小さなオフィスで生まれている。約20年の間、ひたすら空気清浄機だけに集中し続けることでつくりあげられた信頼されるブランド。その背景には、創業者の確固たるヴィジョンがあった。

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2/8ブルーエアの創業者でありCEOのベント・リトリ。

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4/8インタヴューに答えてくれたヨナスは、ブルーエアの雰囲気は「とても家族的」だと言う。その親密さが、活発な意見交換を生む。

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5/8オフィスは決して大きくはなく、スウェーデン、ストックホルムの街角に一般的なマンションと同じように構えられている。

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6/8デザインチームを内部に抱えることで、新製品の開発スピードを担保している。

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7/8ブルーエアは空気清浄機のヴァージョンアップを日夜続けている。

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スウェーデン・ストックホルムのブルーエア社オフィス。19年前の創業時と変わらぬ小さなオフィスから、その製品は生まれている。

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ブルーエアの創業者でありCEOのベント・リトリ。

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インタヴューに答えてくれたヨナスは、ブルーエアの雰囲気は「とても家族的」だと言う。その親密さが、活発な意見交換を生む。

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オフィスは決して大きくはなく、スウェーデン、ストックホルムの街角に一般的なマンションと同じように構えられている。

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デザインチームを内部に抱えることで、新製品の開発スピードを担保している。

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ブルーエアは空気清浄機のヴァージョンアップを日夜続けている。

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製品の幅を広げるのではなく、空気清浄機のみに注力し、垂直的にイノヴェイションを模索し続けるブルーエア。推進力の背景を、来日した同社セールス・マネジャーに訊いた。

──そもそも19年前、なぜ空気清浄機に目をつけたのでしょうか?

JONAS(以下J):製品の背景にはこの国の文化があるのかもしれません。スウェーデンで暮らす人たちは、休みになると郊外に出かけ、豊かな自然のなかで澄んだ空気を楽しみ、時間を過ごします。「空気はすべての人のもの」「きれいな空気を吸うのは誰にも侵されぬ〈権利〉である」という思想が、強くあるのです。

19年前、創業者であるベント・リトリはちょうど子どもを授かったばかりでしたが、自分の娘に清浄な空気のなかで暮らしてほしいという想いがあったのも事実です。

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1996年の創業以来、独自の空気清浄テクノロジーの研鑽を続けてきたブルーエア。これまで両立が難しかった「ハイスピード清浄」と「高い除去率」を達成した「HEPASilent®(ヘパサイレント)テクノロジー」をはじめとする開発の姿勢は、創業者ベント・リトリの思想にもとづいた、いわば家族的な経営が支えている。

──ストックホルムの街から世界に打って出るという世界戦略は、当初から描かれていたのですか? しかも空気清浄機という単一製品で世界に挑むことに、強い意志を感じます。

J:何しろ空気はすべての人の生活に関わるものですからね。誰もが食べ物の安全性にこだわり、水資源に気を配りますが、空気への関心はまだ薄い。リトリはよく「ワールド・シチズン」というフレーズを使いますがまさにその通りで、空気をつくることがすなわち世界を変えうるのだと考えています。

──すべての人のために、という言葉には、北欧らしさを感じます。

J:どうでしょう、スウェーデン人のわたしからすると、何をもって「北欧らしい」とするか定義は難しいのですが(笑)。ただ言えることがあるとすれば、われわれが求める高いパフォーマンスの製品を実現する開発力がこの国には脈々とあったこと。ブルーエアの製品は当時、携帯電話の生産で世界に知られたエリクソンの工場と提携して開発されていました。

また、これはリトリというリーダーの思想も大きいのかもしれません。彼はとにかく、オープンマインドで大きなヴィジョンを描く人物です。小さなオフィスで働いていると、彼の熱気が伝染する。彼の姿勢が社員であるわれわれ、世界中のサプライヤー、そしてユーザーの方たちを巻き込み、製品を愛してもらう結果につながっているのだと思います。

ものの良さに敏感な日本でこそ、ブルーエアの良さは受け入れられると確信しています。

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ヨナス・ホルスト|JONAS HOLST
ブルーエア インターナショナル・セールス・マネジャー。
世界展開を担うヨナス・ホルストがいま注目しているのは、アジア、特に東南アジアのマーケットだ。中国の米大使館では2,000台以上が導入されるなど、世界42カ国で販売され支持されている。その優れたパフォーマンスとデザインが人気だ。

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