首都圏のマンション価格はそろそろピーク?  Photo:yyama-fotolia.com

写真拡大

「そろそろ不動産暴落か?」

 首都圏を中心に新築マンション、中古マンションとも値上がりが続いている。徐々に上昇幅は小さくなっているものの、東京都区部のマンション価格は2012年秋頃から比べると、ずいぶん値上がりしたな、という印象だ。

 しかし、週刊誌などでは「そろそろ不動産暴落か?」や「マンション価格はいまがピークか」といったネガティブな記事が踊っている。私のところにも、何誌もの週刊誌記者が訪れ、「いつごろ下がりますか?」という質問をされる。彼ら・彼女らは明らかに、専門家である私に「そろそろ、下がると思いますよ」という回答を期待しているかのような聞き方だ。

 たしかに、いろいろなデータや業界関係者と話していると、そろそろ陰りが見え始めていると言っていいだろう。価格はもう伸びず、程よいところで落ち着く、調整局面に入っていると思える。今年の夏以降からは、しばらくこうした傾向が続くだろう。

 だが、、オリンピック開催の2020年以降は、東京都心でもエリアによってはマンション価格が大幅な下落すると予想する。場所によっては、早くも東京オリンピック前に、値下がりするだろう。

 こんなことが起こるかもしれない。

 港区の台地に立つマンションと湾岸エリアに立つマンションのある物件。ともに築年数が同じで現在ともに1億円の物件だとして、2022年に売ろうと査定を依頼すると、一方は1億円2000万円、もう一方は6000万円。その差は2倍!このように、分譲マンション資産の二極化が起こると予測する。

 本シリーズ最終回の今回は、分譲マンション価格の5〜10年を予測してみたい。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)