『死と恋と波と』

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松永大司監督の短編映画『死と恋と波と』が、4月24日から開催される『第32回釜山国際短編映画祭』インターナショナルコンペティション部門に出品されることがわかった。

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同作は、井上靖の短編集『愛』に収録されている同名小説が原作。自殺を考えている他人同士の男女の出会いと葛藤を叙情的に描いた作品だ。

自殺を決心した主人公の杉千之助役を演じるのは、『チョコリエッタ』や、今秋に公開される杉浦日向子原作の映画『合葬』などに出演している岡山天音。杉と偶然出会う同じく自殺志願者の女・辻村那美役を、映画『愛の渦』などで知られ、3月30日から放送がスタートするNHK朝の連続テレビ小説『まれ』への出演も決定している門脇麦が演じる。メガホンをとるのは、6月6日に監督作『トイレのピエタ』の公開を控える松永大司。

なお、同作は『第32回釜山国際短編映画祭』でワールドプレミア上映された後、夏に日本でも公開される予定だ。

■松永大司のコメント
原作である「死と恋と波と」を読んだ時、主人公の男の『人間は死さえ選べる』という言葉が印象に残り、そしてその男が見知らずの女との出会いから『生きてみようかな』と思ってしまうところにとても人間味を感じ興味を持った。
この原作を岡山天音、門脇麦という魅力的な役者と共に映像化にトライさせてもらった事はとても幸せなことです。

■岡山天音のコメント
これまで無意識的に逃げて来たものと向き合わされ、自分の中の指針を作ってもらった作品になりました。

■門脇麦のコメント
撮影期間は短い作品ですが濃厚な時間でしたし、それは画面にも確実に映っていると思います。
そして何よりこの作品を通して松永監督と知り合えたことが嬉しいです。