アンジェリーナ・ジョリー、交戦区域の女性を支援する

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アンジェリーナ・ジョリーは交戦区域で女性たちに行われる暴力撲滅を目的とする学部を設立した。

女性に対する性的暴行

アンジェリーナと元英国外務大臣ウィリアム・ヘイグは2月10日(火)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミー(LSE)に新たな学部「ザ・センター・オン・ウーマン、ピース・アンド・セキュリティ」を設立したことを発表した。

最近イラクでイスラム教スンニ派の過激派組織イスラム国(ISIS)の暴力によりホームレスにおいやられている多くの難民を目の当たりにしたアンジェリーナは「この新しい学部で今後勉強するみなさんから生まれる思考を楽しみにしています」「女性に対する暴力への処罰が行われない状態の世界に安定した将来はありません。探求心のあるフレッシュなエネルギーを持ち勉強に励む若い人たちが必要であり、彼らには教室に座って授業を聞いているだけでなく現場や裁判所に出向いて決定的な違いを見つけてほしいのです」と語った。

同学部は交戦地帯で女性たちに行われている無残な扱いに対する現状を学んで認識を高め、紛争下で起きている女性に対する性的暴行への罰が免除されている現状に終止符を打つことを目的とする。

さらにアンジェリーナはイラク訪問中に出会った性的暴行の被害者ある女の子の話を例に同学部の重要性について次のように話している。「もし誰かが私にこのセンターは誰のためのものかと聞いてきたとしたら、私は今日この部屋にいないある少女のことを思い浮かべます」「3週間前、私はイラクである少女に出会いました。彼女は13歳なのに学校にも行かず床にすわってその場しのぎのテントを張っていました」「彼女は一生勉強をすることができないかもしれないし、結婚することも、家族を持つこともできないかもしれない。なぜなら彼女たちの社会では、性的暴行を受けた者は避けられ、恥ずかしいものとして扱われるからです。ですので私の頭の中には、今日私たちがLSEで始めることはその少女や同じように被害にあっている人達のためなのです」

過去3年間に渡りアンジェリーナとともにこの問題に取り組んできたヘイグ氏はヒラリー・クリントンら同活動を応援してくれている人々からのメッセージを読み上げるとともに、イギリス政府もこの学部のために100万ポンド(約1億8000万円)の支援を行うことを発表した。ヘイグ氏は「女性に対する犯罪は歴史上でも優先順位が低い状況です」「女性、子供、男性を対象としたいろんな形での性的暴行への戦いはしばしば描写の力をただ受け付けないことがあるのです」とコメントした。

Written&Photo by bangshowbiz