6日、環球網によると、韓国・news1は、マーク・リッパート駐韓米大使の襲撃事件を受け、韓国政府が米韓関係に悪影響を及ぼさないよう手を打とうとしていると伝えた。資料写真。

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2015年3月6日、環球網によると、韓国・news1は、マーク・リッパート駐韓米大使の襲撃事件を受け、韓国政府が米韓関係に悪影響を及ぼさないよう手を打とうとしていると伝えた。

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5日午前7時40分ごろ、リッパート大使はソウルの世宗文化会館でキム・ギジョン容疑者に顔を切りつけられ、80針を縫うけがを負った。手術を担当した医師は、「あと数センチ傷が深ければ危険な状況だった」と話しており、警察当局は殺人未遂として捜査している。

事件を受け、韓国外交部は月末にも次官補を米国に派遣する方針で、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と趙太庸(チョ・テヨン)第1次官の訪米も検討しているという。また、ジョン・ケリー米国務長官が東アジアを訪問する際に韓国にも訪れるのではとの報道もあり、こうした機会を通じて関係悪化を避けるよう働きかけたい考えだ。

事件発生当時、中東を訪問中だった朴大統領は当日にリッパート大使に見舞いの電話をかけた際、早期の回復を願うとともに「米韓政府が緊密に協力し、この事件が米韓同盟にマイナスの影響を与えないようにすべきだ」との考えも伝えた。また、韓国・聯合ニュースも「今回の事件によって米国人の韓国に対する印象が悪化し、“反韓感情”が生まれる可能性もある」とし、「韓国政府は早急に対応すべき」と伝えている。

このほか、韓国のネットユーザーからリッパート大使へ送られた見舞いのコメントの中には「一部の思想が異常な韓国人の行動によって、海外に韓国の悪いイメージが広がることが心配」「『韓国人はイスラム国のテロリストとどこが違うんだ』という報道を見て傷ついています」といった懸念も見られる。(翻訳・編集/北田)