54の流派が美を競う!目黒雅叙園で「いけばな×百段階段2015」

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文化財としても価値の高い豪華な木造建築の部屋で、日本を代表する一流のいけばな人たちが美しさを競い合ういけばな展は、贅沢な空間で気持ちまで華やかになれる、まさに春らしい企画。

目黒雅叙園では、2015年3月17日(火)から5月17日(日)まで9週間にわたって、総勢54のいけばなの流派が週替わりで作品を披露する「いけばな×百段階段 2015」を開催。江戸文化の香りを受け継ぐ昭和の木造建築として東京都指定有形文化財に指定された、「百段階段」と呼ばれる7つの部屋に、毎週5〜6流派の作品が登場。

「部屋には(鏑木)清方、(荒木)十畝など昭和を代表する日本画家の名前がつけられていますが、これは画家が実際に住み込んで絵を制作したという名残です。部屋にある日本画と、それに合わせて装飾された空間で、各流派のトップクラスの先生が活けたいけばな作品の共演を楽しんでいただければ」と、広報担当の芳賀さん。

床の間のある立派な座敷で日本画とともに生け花の作品展を行うのは、各流派の先生たちにとっても珍しい機会だったそうで、「いけ応えがある」と好評なのだとか。そのスタイルは、花器に剣山を入れたオーソドックスなものから草月流のように部屋全体に広がるダイナミックな手法までさまざま。

通常休館日の月曜日には、正面玄関で各流派の家元らによる大型作品制作の様子を公開しているので、生け花のメイキングが見られるチャンスも。

「これだけの流派が集まって、いろいろなスタイルのいけばなを一気に見られる機会はなかなかありません。初心者の方でも、飽きずにお楽しみいただけると思いますよ」(同)お花の好きな女友達やお母さん、あるいは海外の友人を誘っても喜ばれそう。木造建築も日本画もいけばなも、一度に堪能できる贅沢なこのチャンスに、ぜひ。