何やってる人? 社会人が「うさんくさいなぁ」と思う職業ランキング! 3位「占い師」2位探偵......

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世の中にはさまざまな職業が存在します。中には「それってどんな職業なの?」とうさんくさく感じるものもありますよね。今回は、社会人の皆さんに「うさんくさいなあ」と感じる職業は何か聞いてみました。

社会人500人に、「うさんくさいなあ」と思う職業を聞いたところ、442人から回答がありました。回答が多い順にランキングにまとめましたのでご紹介します。

■「うさんくさいなあ」と思う職業TOP10

第1位 ○○コンサルタント......73人(16.5%)
第2位 探偵......53人(11.2%)
第3位 占い師......40人(9.0%)
第4位 ハイパーメディアクリエイター......21人(4.8%)
第5位 キャンドルアーティスト......14人(3.2%)
第6位 政治家......10人(2.3%)
第7位 ○○ソムリエ......9人(2.0%)
第8位 傭兵......8人(1.8%)
第9位 YouTuber......5人(1.1%)
第10位 自称○○......4人(0.9%)

「うさんくさいなあ」と思う職業の1位は経営コンサルタントなどが有名な「コンサルタント」でした。2位の「探偵」と3位の「占い師」は、うさんくさいというよりも、怪しいイメージが強いのかもしれませんね。4位と5位は一時期非常に話題となった「ハイパーメディアクリエイター」と「キャンドルアーティスト」。芸能人の方にも多い「○○ソムリエ」や、最近話題の「YouTuber」(ユーチューバー)もうさんくさいと思われているようです。

さて、こうした皆さんから「うさんくさい」と思われてしまう職業の数々ですが、実際にどんな仕事をされているのか、ご紹介します。

●「コンサルタント」はこんな仕事だ!
コンサルタントは、企業や個人などのクライアントの問題点を客観的に指摘したりする、いわゆる「相談役」のようなお仕事です。例えば経済コンサルタントならば、経済に関する専門知識を持つ人が、企業の経営状況の改善点などを指摘したりします。昨今ではさまざまな分野のコンサルタント業が乱立しているため、うさんくさいイメージがあるのかもしれませんね。職業サイトの調査によると、平均年収は約600万だそうです。

●「探偵」はこんな仕事だ!
どうしても「コナンくん」など、創作物のイメージが先行してしまう探偵ですが、実際の業務は殺人事件の解決ではなく浮気調査や信用調査、人捜しなどが中心。探偵になるのに国家資格などは必要ありませんが、一般社団法人日本探偵業協会では認定試験などを行っています。依頼者のある仕事なのでもちろん収入はピンキリ。依頼が多ければ多いほど稼げる、という仕事だといえます。

●「占い師」はこんな仕事だ!
占い師になるには、カルチャースクールなどで学んだり、占い師の先生の下で学んでから独立するというパターンがあります。しかし、いずれの場合も資格などは必要ありません。協会などに所属すれば協会員証や認定証が発行されることもありますが基本的に名乗ったらもう占い師、ということになります。収入に関してはやはりピンキリ。占いの相場は一回数千円ですので、頑張って人を呼び、たくさん占えば収入はアップする、ということです。

●「ハイパーメディアクリエイター」はこんな仕事だ!
高城剛氏が名乗ったことで有名になった「ハイパーメディアクリエイター」というお仕事。これはどちらかというと肩書きに近いもので、高城剛氏しか名乗っていません。作家や映像製作など、幅広いクリエイティブな職業能力を高いレベルで兼ね備えた存在、ということでしょう。収入などは明らかにされていませんが、安くはない......はず?

●「キャンドルアーティスト」はこんな仕事だ!
広末涼子さんと結婚されたCandle JUNE(キャンドル・ジュン)さんの職業として紹介され、有名になったのが「キャンドルアーティスト」。名前のとおり、キャンドルを使ってアーティスティックな作品を作ったり、パーティー会場の照明の演出などを行う職業です。日本キャンドル協会やキャンドル・アーティスト協会といった団体もあり、実は若い人たちから注目されている職業なのだとか。

●「政治家」はこんな仕事だ!
国会議員、地方議員といった政治家。広辞苑には「政治に携わる人」とあります。仕事はもちろん政治に携わり、国や自治体をより良いものにすることでしょう。ただ、事件や騒動も多いため、うさんくさい職業だと思う人も多いのかもしれませんね。ちなみに「国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律」によると、役職(議長・副議長)以外の議員は月に130万1,000円が支給されます。

●「○○ソムリエ」はこんな仕事だ!
野菜ソムリエや温泉ソムリエなど、非常に増えている「○○ソムリエ」というもの。これは職業というよりは資格です。この資格を有することにより、その分野の「専門家」と見なされ、例えばコンサルタント業、執筆業、プロデュース業などに携わる可能性がアップします。この資格を有しているだけでは収入は入りませんので、あとは自分の頑張り次第、ということでしょう。

●「傭兵」はこんな仕事だ!
テレビ番組などでは「元傭兵」という肩書きのタレントさんが出演されていたりしますが、この傭兵というのはもちろん海外で従事するものです。例えば有名なのが「フランス外人部隊」。フランス陸軍所属で、フランス国外の志願兵で構成されています。入隊するにはフランス国内などにある募集所に行って申し込み、テストを受けます。部隊のサイトによると初任給は月1280ユーロ。日本円で約17万円です。

●「YouTuber」はこんな仕事だ!
昨今非常に注目されているのが「YouTuber」(ユーチューバー)という職業。動画共有サービスのYouTubeに動画を投稿し、動画再生数によって得られる広告収入などで生活をする人たちです。日本ではHIKAKINさんや瀬戸弘司さんなどが有名です。日本のYouTubeの方たちの収入は明らかになっていませんが、海外のYouTuber、ベサニー・モタさんの場合だと月に日本円で400万円の収入を得ているのだとか......。

●「自称○○」はこんな仕事だ!
回答では「自称料理研究家」「自称俳優」「自称プロサーファー」などが挙がっていましたが、こうした「自称」というのは「名乗ったもん勝ち」の職業です。収入はもちろん不安定ですが、もしかしたら一攫千金......になるかも?

社会人の皆さんに聞いた「うさんくさいなあ」と思う職業TOP10と、それぞれの職業がどんなものなのかをご紹介しました。

調査期間:2014/1(フレッシャーズ調べ)
調査対象:社会人男女
有効回答件数:500件

(中田ボンベ@dcp)