<ダイキンオーキッドレディス 2日目◇7日◇琉球ゴルフ倶楽部(6,529ヤード ・パー72)>
 昨年の最終戦、プレーオフでテレサ・ルー(台湾)に敗れツアー初優勝を逃した穴井詩(あない・らら)。その穴井に早くもリベンジのチャンスが訪れた。

 国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の2日目。初日首位と1打差の2位タイにつけた穴井はこの日5バーディ・ノーボギーの“67”をマーク。スコアを5つ伸ばしトータル8アンダーで単独首位に立った。1打差の2位には因縁の相手ルーがつけている。
 このオフはこれまでと異なり12月はクラブを一切握らず、トレーニングもランニングも一切しなかったという穴井。1月は本拠地の兵庫県でトレーニングし、2月は宮古島、宮崎、沖縄で合宿を張り今シーズンに備えてきた。そしてコーチを親友の成田美寿々らが師事する井上透氏に変更。プロになって4年間、初日のスコアが悪いことを指摘され「去年まで初日は手堅くなりすぎていた。気持ちと攻め方を変えました」と好スタートを切った。
 そして、この日はティショット少し乱れたものの、昨日同様にアイアンショットが冴えバーディを量産。14番ではグリーン奥から15ヤードのアプローチが「ちょっと強めに入ったけど、ピンに当たってくれて」チップインバーディを奪取。運も味方につけ、最高の位置で最終日を迎える。明日はルー、同じ契約先で合宿を共に張った川満陽香理と最終組で戦う。なお、3人とも同い年の27歳だ。
 昨年の最終戦では気負いと実力、そして何より「平常心が足りなかった」と振り返った穴井。明日は気持ちの高ぶりを抑え、いかに心の平穏を維持できるかが勝負となる。早くも開幕戦から巡ってきたリベンジのチャンス。「これ以上ない幸運ですね」。舞台は整った、昨季は涙で終ったが今季は笑顔のスタートにしてみせる。
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