<WGC-キャデラック選手権 初日◇5日◇トランプナショナルドラール(7,528ヤード・パー72)>
 フロリダ州にあるトランプナショナルドラールを舞台に開幕した「WGC-キャデラック選手権」の初日。昨年度日本ツアー賞金王・小田孔明が2バーディ・4ボギー“74”の2オーバーながら3人が出場する日本勢では最上位となる39位タイで初日を終えた。

 「朝イチは緊張していた」と1番から連続ボギースタート。練習ラウンドでは大量の池が絡むレイアウトと硬いグリーンに悪戦苦闘していただけに不穏な空気がよぎる。それでも、「ボギー、ボギーが来たんで、開き直りました」と気持ちを切り替えるとその後は安定したストロークをスコアカードに刻んだ。
 「苦しんだの?全部(笑)全部、苦しい。気持ち良く回れるホールなんて1つもない。全ホール集中して回らないといけない」と日本にはないスケールの難コースに出てくるのは苦笑いだけ。フロリダの重い風にも「めちゃくちゃフォローとか、めちゃくちゃアゲンストになったりする。190ヤードを8番とかで打っているのに、次は130ヤードをまた8番で打ったり。コントロールが難しい」と頭をフル回転させて乗り切った。
 それでも、「いかにティショットをフェアウェイに置くか。刻むときにしっかり刻むことが大事。きょうは欲張ってバンカーに入ったりした。ほんとに難しいから、勇気をふりしぼってピンを狙って行くしかない」と覚悟を決めてブルーモンスターと向き合った。気後れさえしなければあとは日本屈指のショット力を見せつけるだけ。「球も飛んでいるので、開き直れば良いところにいくでしょう」。白い歯を見せた賞金王。真価を見せるのはこれからだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>