2年縛りが終わってもお金がかかる?NTTドコモau、ソフトバンクの自動更新に注意

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新たにスマートフォンを購入したり、機種変更したりすると、2年契約をする人が多い。
2年の分割払いは、割引特典もあってお得だが、注意したいのが解約するタイミングだ。

通常2年の分割払いが経過後は、いつでも解約できると誤解されがちだが、多くのサービスには更新月が設定されていて、この期間に解約しなければさらに2年間の自動更新となるケースがほとんどなのだ。

つまり、2年後でも更新月以外に解約すると、解約料が発生してしまうので要注意なのだ。

●料金を払い続けるか解約金を払うかの選択が発生!?
スマートフォンを新規購入する際に、2年分割を条件に契約すると、基本料金や端末代金の値引きやオプションサービスも、2年間無料や2年間割引となるものがある。

しかし、スマートフォンの購入から2年も過ぎ、不要なサービスを解約しようとすると、契約が自動更新されていて、「解約金が発生しますよ」と言われてしまう。
あまり使わないサービスのためにこの先さらに2年間お金を払い続けるのはばからしいけど、この場で解約して9,500円取られるのもなんだか悔しい。

そこで、残りの契約期間料金を支払うのと、解約金を支払うのとでどちらがお得なのかを計算することになる。
もちろん、契約書には更新月や自動更新のことも書かれているが、そこまで見ていないし、契約時に説明を受けたかどうかもよく覚えていないという人も多いだろう。

さらに、NTTドコモau、ソフトバンクそれぞれ更新月の設定が異なることにも注意が必要だ。
自動更新になるサービスの例、各社の更新月についてまとめてみたので確認してほしい。

NTTドコモ
[更新月の設定]契約満了日の翌月が契約更新月。ただし、毎月1日が満了日の場合には、当月が更新月になる。
[自動更新になるサービスの例]タイプXi にねん/ファミ割MAX50など

au
[更新月の設定]契約満了日の翌月が契約更新月
[自動更新になるサービスの例]誰でも割/スマホセット割など

●ソフトバンクモバイル
[更新月の設定]毎月20日が締め日なので、次の21日から翌月20日が更新月。ただし、古いプランの場合には異なる場合もあるので、要確認。
[自動更新になるサービスの例]スマ放題専用2年契約/スマホファミリー割など

ただしわかりにくい場合もあるので、その場合はショップで確認するとよいだろう。
購入からそろそろ2年経つかなと思ったら、一度ショップを訪ねて聞いてみることをオススメする。

NTTドコモ更新月の確認方法
au 更新月の確認方法
ソフトバンクモバイル 更新月の確認方法