W杯イヤー、なでしこまさかの黒星発進…デンマーク相手にミス目立つ

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[3.4 アルガルベ杯GL第1節 日本女子1-2デンマーク女子]

 2015年W杯イヤーは、苦い船出となった。日本女子代表(なでしこジャパン)は4日、ポルトガルで開催されているアルガルベ杯の初戦でデンマーク女子代表と対戦し、1-2で敗れた。黒星スタートとなったなでしこの第2戦は6日、ホスト国のポルトガル女子代表と対戦する。

 出はなをくじかれた。前半2分、ゴール前で混戦を作られると、FWS・トロエルスガールにエリア内のコントロールからシュートを許す。ライン上でDF岩清水梓が懸命のクリアを見せたが、わずかに届いておらず、先制点を奪われた。

 ただなでしこも前半のうちに反撃する。17分、MF宮間あやから出たパスでFW川澄奈穂美が左サイドを突破。マイナスクロスを入れると、FW大儀見優季が左足で合わせる。シュートは右ポストに嫌われたが、跳ね返りをMF安藤梢が押し込み、同点とした。

 後半に入ると、なでしこは同点弾を奪った安藤を下げて、MF永里亜紗乃を投入。大儀見、永里姉妹を同時にピッチに立たせた。

 しかし勝ち越し点を奪ったのはデンマークだった。後半13分、DF熊谷紗希がコントロールミスから裏を取られると、右サイドからS・トロエルスガールにクロスを上げられる。これを逆サイドから走り込んだMFラスムッセンに左足ダイレクトで決められ、なでしこは再び追う展開を強いられることになった。

 なでしこは後半21分にFW大野忍に代えてFW菅澤優衣香を投入。同点弾を目指すが、同22分の宮間のFKを合わせた大儀見のバックヘッドはGK正面。同24分の川澄の横パスをDF近賀ゆかりが右足シュートで狙うが、GKの好セーブに阻まれた。

 終盤にはFW高瀬愛実らを投入。前線を厚くして得点を奪いに行く。しかし後半43分の左サイドからのCKを大儀見がヘディングで合わせたが、ゴールライン上でDFにかき出され、ゴールとはならなかった。連携面など細かいミスが目立ったなでしこは、まさかの黒星を喫した。