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お笑いコンビ・さまぁ〜ずの三村マサカズが、3日に放送されたテレビ朝日系のバラエティ番組『ロンドンハーツ』(毎週火曜21:00〜21:54)で、ヒロミと共演NGになった経緯を明かした。

「密室検証!もしもこんな2人を飲ませたら?」の企画で、三村は千原ジュニアと2人で酒を酌み交わした。その中で、ヒロミとの確執の話題になり、三村は「昔、一悶着あったのよ」とその真相を語り始めた。

今から約15年前、ヒロミとキャイ〜ンとバカルディ(その後「さまぁ〜ず」に改名)で名古屋の番組をやっていた際、「(ヒロミの)ツッコミがきつい」と感じていた三村。その後、別番組でヒロミとエジプトでのロケがあり、現地でウサギの肉を食べた三村に対してヒロミは「リアクションが面白くないよ」と厳しいダメ出し。「(上島)竜ちゃんと出川(哲朗)にオファーしたのに何でお前来たの?」とまで言われ、ショックを受けたという。

帰国した三村は、妻とカラオケに行った時にサザンオールスターズの「TSUNAMI」を歌い、「悔しさとか今の現状とか。でも、コイツ(妻)と共に行かなきゃ」という思いと歌詞が重なって「号泣したんだ俺」。その瞬間、三村は「笑いも、暮らしも、幸せ具合も全部あの人を超える」という思いから、「ヒロミさんNG」を決断した。

昨年3月、三村は『笑っていいとも!』最終回でのスピーチで、観覧席にいるヒロミの前で「最近仲直りしたんですけど、嫌いでした」と打ち明け、スタジオを盛り上げた。その日に至るまでに、とんねるずの木梨憲武が間に入る形で2人は和解。それまで、ヒロミは木梨と大竹一樹(さまぁ〜ず)の食事の席などには顔を出していたが、三村の前に姿を現すことはなかったという。

『笑っていいとも!』以降の共演がなかったことから、気を利かせたジュニアがヒロミに電話。その日、ヒロミは50歳の誕生日で、木梨と藤井フミヤから祝われていたが、快く誘いを受けて2人のもとを訪れた。三村と対面したヒロミは、「バカルディをすげえかわいがっていた」と言いつつ、「ただ、俺のところにいる時は飲んじゃあ叩いて。先輩が面白がって後輩がものすごく嫌がってるって、面白いんだけどやられてる方はつらいんだよね」と自身の非も認めた。

また、ヒロミは『ボキャブラ天国』の司会を務めていた当時、バカルディに出演オファーを出し続けていたが断られていたことから、ヒロミの中では「なんで散々呼んでるのに出なかったのか」という疑問が残っていた。そこで三村は、そのきっかけとなった"エジプトの闇"を告白。ヒロミは「それが最後の仕事だよな」と思い出し、「申し訳ない」と謝罪した。

そして、三村と溝があった15年間を「結構気にして見ていたと思うんだよね」「内村(光良)と一緒になって。やっぱり内村みたいなタッチがバカルディには合ってたんだと。俺のやり方はちょっと違ったんだろうなとか」と振り返り、「自分でも多少先輩ヅラして後輩をどうにかしてやりたいとか、出ていければいいなとか、いろいろ振ったりしてやっていたつもりだけど、生かしたのか殺したのか」と感慨深げ。最後は握手を交わし、ヒロミは三村に「いつか…番組やろうな」と声を掛けてその場を後にした。

番組放送前、三村は自身のツイッターで「このあとのロンハー。出ます。酔っぱらいなのでなにしゃべったか、忘れました」と告知。放送後、フォロワーからは続々と感想が寄せられ、「今、生きるって重い考えかな?と思うんだけど避けて通って、うまくいくときもある。気楽に。真面目に。ネルーーーーーーー!」と心境をつづった。